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日産、痛い中国戦略ミス 問われるEV本気度

日本経済新聞
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    埼玉大学経済経営系大学院 准教授

    日産はEVに関して、2010年にリーフを発表するなど、いち早く開発に取り組んでいました。しかし、このような結果になっています。
    この問題が何故起きたのかということについては、少し前の記事ですが、こちら(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD1964T0Z10C23A6000000/)に分析されています。
    ここから見えてくることは、戦略の欠如です。

    確かに短期的には、EVのためのリチウムイオンバッテリーが高く、利益が出ませんでした。しかし、BYDは希少金属を使用しない低コストのブレードバッテリーの開発に積極的に取り組んだことが指摘されています(https://byd.co.jp/e-life/manufacturer_stories01/)
    その結果、EVの展開における技術上の課題を乗り越えるイノベーションをBYDは実現して、EV市場での現在の地位を確立しています。

    一方、日産など日本のメーカーが陥った問題は、短期的なコストが高い要因に対して、技術的なチャレンジが消極的で、イノベーションを生み出せず、その結果後塵を拝している状況だと言えます。
    つまり、バッテリーを搭載した車を開発するならばできるが、それを収益化するためのイノベーションエコシステム形成ができなかった、その事によって世界の自動車市場でいま敗北しているということではないでしょうか。
    これは戦略がない、ということだと言えます。

    ではなぜ戦略がないのか、ここを考える必要があります。
    クリステンセンの『イノベーションのジレンマ』から見えてくることは、既存の事業の価値基準でイノベーションを評価してしまうことで、積極的な資源配分を行う戦略上の意義が見いだせなくなる、という問題を指摘しています。しかも、バリューネットワーク呼ぶ、サプライヤーネットワークなど市場を形成するプレーヤーによって(エコシステムと呼んでも良いでしょう)、それが外部環境から構成されているとも指摘されています。
    まさに既存の自動車市場はこの問題そのもので、つまり、既存市場で形成されたエコシステムを超えて、その外側の市場についての戦略形成ができなかった問題だと言えます。
    当然、このような問題は、自動車業界に限った話ではなく、今後の変革を考える重要な論点であると言えます。


  • 某上場企業 内部統制部門 部長

    どうですかね、世界全体で見ればEVシフトはやや緩和されてきていて、EVが実は環境に良いとは必ずしも言えないんじゃないか、という疑念がありそうな感じがありますが。

    個人的には以前からハイブリッド車の方がむしろ環境に良い可能性があるんじゃないかと思っています。


  • シェルモールドの株式会社 何でも屋

    日産自動車の中国での苦戦については、元•新車開発トップという御仁の講演を聴講した際に全体像が掴めたと共に、失望した事を覚えています。

    我々サプライヤーに対して、高付加価値の部品を兎に角安価で提供することをお求めでしたが、それは講演の中で出た「現地の車よりも安価な車を発売したが、なぜか売れなかった」という趣旨の話とは矛盾するものでした。

    高価でも売れるブランドが存在している一方で、何故自分たちの車は安価なのに売れないのか、その課題解決に向けて、今一度真摯に向き合ってほしいと思いました。


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