普通のカフェが2人で1万円！ ニューヨークで分かった「安すぎるニッポン」の現在地
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注目のコメント
日本食が高いのはその通りで、それは逆に言えば機会損失だと思います。海外で日本食のブランディングは凄く上手くいっていて、日本に来たことのない人達はお金をいっぱい貯めないと日本に行けないと思っています。
そんな人達が実際に来たら、ほとんど払わずに済んでしまうというのは完全に機会損失で、もっと値上げしていくべきだと思います。
もちろん急に値上げすると国内にとっては高過ぎることになるので、まずは観光客から値上げして、日本の免許証とかを見せればドメスティックディスカウントが貰えるなどしてもいいかもしれません。
そしてお店の収益が上がっていけば賃金も上がり、日本が上向きになっていくきっかけになるかと思います。
確かにニューヨークは高いです。(ただ、それを伝えるのに、カフェの値段として1人でコーヒー2杯にパン3つ、それをさらに倍にして2人で1万円！はやり過ぎな気がします(笑))そして円換算で考えてしまうと、それだけで4割増なので、ニューヨークの物価が3割上がると、日本円にとっては8割増になる。(これがちょうど同じマックの値段の差になっていそうです。)
ただ、このニュースを単にニューヨーク高くて凄いね、で終わらせずに戦略的に分析していくことが大事かと思います。一都市とだけ比べて「安すぎるニッポン」とは言えないでしょう。私はお隣New Jerseyに住んでニューヨークに勤務していますが、こうした基準でいくと、New Jerseyも安すぎる可能性があります。そのように見方を少し変えれば、ニッポンが安すぎるのではなく、ニューヨークが高すぎる可能性もありそうです。また、ドルで稼ぎ、ドルで生活する者として、普段日本円換算することもありませんし、給与水準も異なるので、見方はだいぶ変わるかもしれません。それでも高いのは間違いないですが、カリフォルニアやハワイ、観光地など一部地域での話であり、アメリカ全体の話でもないと思います。
この記事に含まれていないのは外食時のチップ。18%からがスタンダードになっているので、食事代が100ドルだとすると2700円近くを上乗せします。一時帰国中ですが日本の安さを実感しています。
