博報堂と積水ハウスが新ビジネス 住む人の生活データを自動記録
日経クロストレンド
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博報堂と積水ハウスが、居住者の生活行動データを収集するプロジェクトを開始
興味深いのは 「世帯インサイト」 の可能性。
順番に説明すると、行動ログから得られる情報は、
・夕食はリビングで家族全員集まって食べる
・扉を閉めるたびに施錠する
・共働きで、夫婦の帰宅時間に差がある
AI で解析することで「家族との時間を大切にしている」「安心できる暮らしがしたい」など暮らしの価値観を浮き彫りにできるとのこと。
今後は、データから見いだした価値観に合わせてサービスを提供することで、住人の満足度を高めることを目指す。
おもしろいと思ったのは、居住者の行動ログから個人だけではなく 「世帯全体の価値観」 をつかめるとしていること。
たとえば夫婦同士、親と子どもでも、それぞれの価値観があり、世帯の総意として生活スタイル、家具や家電、自動車などの高額な買いものをする。背後の心理面まで掘り下げるには、世帯全体として何に価値を見出しているかの価値観まで掘り下げられていると、「世帯インサイト」 から商品開発やマーケティングにヒントが得られるかもですね。
あとは居住者にとって気味の悪い生活ログデータ収集にならないようですかね。