「本当に中国がつくったのか?」…ファーウェイ最新スマホに搭載された中国製「謎のチップ」に日米欧が絶句したワケ(吉沢 健一) @moneygendai
マネー現代
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注目のコメント
中国ではファウンドリのSMICが7nmプロセスを開発しています。SMICがこの技術を量産化し、華為がSoCプロセッサを作ったとしても驚くことではありません。7nmプロセスといっても実際の寸法は15nm程度です(筆者「半導体、3nm・2nmという数字のウソ」 https://blog.newsandchips.com/2023-09-18-15-57.html、Yahooニュースでも紹介)。先端プロセスでは微細化はそれほど進まず、エリアスケーリング(単位面積当たりのトランジスタ数での密度の向上)で集積度を上げています。SMICでもエリアスケーリングはArFリソグラフィのマルチパターニング技術で実現できます。華為のチップは1mm2あたり9000万トランジスタに近いのでほぼ7nmといっているのでしょう。
輸出規制されたEUVがなくてもArFマルチパターニングでも作れるテクノロジ。問題は工程数が増えるので製造コストが下がらないことですかね。
海外のユーザーが敢えてSMICを使う必要性はないと思うので、今後中国国内でどれぐらいユーザーが増えていくのか興味がありまs。