「AI失業」米国で現実に 1〜8月4000人、テックや通信
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「AI失業」などというレッテルを貼るべきではありません。経済社会のDXが加速し、それに伴う人的資本的リソースの最適配分に向けての動きが活発になってきたと理解し、それを歓迎すべきです。もちろんその再配分過程ではさまざまなことが起こります。場合によっては社会の安定化のために政府が介入(社会福祉的観点から)する場面もあるかもしれません。しかし、それらもひっくるめたDXは社会全体で推進すべきで、政府の介入もその工程管理のためだと理解すべきです。
「失業」というより、社会全体でみた「少子化対策」「人手不足対策」、「人的資源の有効活用」のニーズの中でこういうことが起きている、それは記事にある米国だけの話しではなく日本でもまったく同じで、ちょっと視点を変えると、見えてくるものがあります。日本だと業務委託などを中心に「割を食う」人たちが少しずつ顕在化してくるだろうと思います。
例えばSEOを目的とした記事のライターさんや、一枚数千〜数万円でイラストを描いているような方々、素材サイトへの素材提供で生計を立てているフォトグラファーさんあたりはほぼ間違いなく影響を受けます。「60点くらいでまぁ良いか」というようなクリエイションはもう置き換えやすい状況にあります。
他にもプレスリリースの「叩き台」なんかも該当するところで、プロセスの最適化が進むとさらに影響範囲は大きくなり、アシスタントレベルの人員に余剰が出てくる可能性があります。
我々が個人としてポジションを調整するには、
・何となく質の良さそうなアウトプットではなく、世相や機能性、時系列で意味を持ってくるようなより複雑で効果的なクリエイションを目指すこと
・直近の自然言語生成や画像生成とは軸をずらすこと
あたりに意識的である必要があるのかなと思います。私が生きている間にもこれまでにも、例えば
・駅の改札で切符を切る人
・紙芝居をする人
・米屋、酒屋の配達
・クリーニング屋さん(店舗で洗う)
そして、多くの飲食店で注文はタブレットになり、無人レジも増えており確実に人間は減っていますね。
そして、逆に昔なかった仕事としては、
・YouTuber、ブロガー、ライバー
・eスポーツプレイヤー
・トレーダー
・各種カウンセラー、セラピスト
・ファイナンシャルプランナー
特に携帯電話がで出来てスマホになり、この産業では昔はなかった大量の雇用を産む一大産業になっていますね。
今後はAIが人間の仕事を奪う(はじめてクリエイティブに侵蝕)のは確実ですが、同様に新しいしごとも出来るのでしょう!