道の駅に“段ボール授乳室”…批判相次ぐ 鍵も天井もなく「耐久性・防犯・衛生面」などに不安の声も
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軽い、コンパクトにできる、リサイクルしやすいといった段ボールの特性上、イベントや災害時には威力を発揮すると思います。段ボール授乳室は色々なものがありますが、そういった用途を想定している場合が多いと思います。
オリンピック選手村の段ボールベッドが批判された時のように、段ボールというと簡素なものだと思われがちですが、強化段ボールの場合はかなりの堅牢性があります。
ただ、屋根がなかったりして機密性がないと、音に敏感な赤ちゃんだと周囲が気になって授乳できないといったこともあり得ますし、だからといって屋根をつけると冷暖房がいかなくなるので中途半端な感じはします(授乳中、夏は暑く冬は寒い)。
鍵のないカーテンで仕切っただけの授乳室も結構ありますが、子育て広場など子育て中の方しか利用しない施設なので、カーテンが閉まっていたら開けないという暗黙のルールで成り立っていますよね。その場所の治安にもよるのでしょうが、不特定多数の人が多く利用する場所では授乳しにくいと考えらえる方も多いでしょう。
「BABY ROOM」とだけ記載があり、目的もはっきりとしません。例えばミルクをあげたい男性も使えるのか、そうでないのかの記載も含め、英語による案内記載も必要だと思います。
今回導入するにあたって日本道路建設業協会と紙製品メーカーとの協議の中に、授乳期の女性や授乳経験者がどれくらい入っていたのか、気になります。見出しを見ると段ボールが問題なように見えますが、これは鍵がついてないなどのプライバシー面が特に問題なのではないでしょうか。
意図的ではないにしろ、突然授乳室に人が入ってこられるかも…と思うと使うのはためらっちゃいますよね。
私も妻と外出するときは、授乳室を探すのに一苦労しているので、こういう場所を増やす取組は良いと思ってます。ただ、授乳やおむつ換えさえできればいいというわけではないので、その部分を改良していただきたい。道の駅を利用する人は車で移動している人たちがメインなので、これなら車の中の方がまだいいなという感じですよね。なんとなくにおいもこもりそうだし、段ボールの授乳室というのに「とりあえず設置したんだから(➕無料なんだし)我慢して」感を感じてしまいます。
道の駅に限らず、何かを提供する時は中途半端な形ならやらない方がまだましで、やるならちゃんと心を込めてある程度の投資をしないとダメなんだろうなーと改めて感じました。