日本テレビ、スタジオジブリを子会社化 鈴木敏夫氏は「ずっと後継者問題に悩んできた」
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純利益とジブリ作品表
https://www.ghibli.jp/works/
12年3月期 6.02億 コクリコ坂 アリエッティ
13年3月期 5.10億
14年3月期 31.36億 風立ちぬ かぐや姫
15年3月期 8.23億 思い出のマーニー
16年3月期 6.33億
17年3月期 4.58億 レッドタートル
18年3月期 25.82億
19年3月期 9.25億
20年3月期 6.80億
21年3月期 12.53億
22年3月期 20.0億 アーヤと魔女
23年3月期 34.3億
「君たちはどう生きるか」は24年3月期所属なので入ってません。
18年あたりは中国で放映が開始された関係で伸びたようです。
公開作品が無くても大規模でないスタジオでこれだけ利益を残して余剰金まであるのは安定経営ですね。
余談ですが、「思い出のマーニー」は宮崎駿監督作品ではなく、2013年の「風立ちぬ」の後に2023年「君たちはどう生きるか」の為10年振りの監督作品のようです。
それだけ空いていますが、やはり宮崎駿監督の作品だけが強い印象はまだ払拭されてない感じがしますね。。
注目のコメント
氏家齊一郎氏がトップだった頃から、ジブリは日テレと非常に緊密な関係だったので、後継者として下手に外部から社長を招くより、はるかに無難な選択肢だと思います。主要な過去作品も日テレ以外では放送されてこなかったし、これまでと大きく変わることはないでしょう。経営としても自社でも映画制作を行なっている日テレなら安心できます。企業としてのスタジオジブリの課題は、宮崎駿監督がいつまで作品を生み出せるのか、そして宮崎駿監督以外にヒットメーカーを生み出せるのかでしょう。鈴木敏夫社長としても、まずは一安心なのでは。
日本テレビは金曜ロードショーで独占的にジブリを放映していましたが、ジブリを保有比率42.3%で子会社するそうです。「経営面でサポートを受けることでジブリがコンテンツ作成(もの作り)に専念できる」とのこと。プレスリリースを見ると、宮崎吾朗氏の判断も背景にあるようですが、「本当に世界観を守り続けられるか」が問われていると思います。是非、記載の通り自主性を尊重して、ジブリがコンテンツ制作や施設&イベント運営(ジブリパークやジブリ美術館)に専念できるようにして欲しいです。まぁ過去の関係を見ても何か起こらない限り普通にできると思っています。Huluでの独占配信もあり得そうなので楽しみにしています。
リリース文
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230920556363.pdf