世界人材ランキング、日本は“過去最悪43位”に転落「管理職の国際経験」は64カ国で最下位
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子育て中の親から見て、どんどん後進していく日本で子供を教育していていいのか?と常に考えさせられるニュースです。
日本の労働生産性が低い原因としては、①平均して企業規模が小さい
②IT化が遅れている ③国内取引中心で貿易が不活発であること、などが指摘されています。
世界中のグローバル教育を受けた高賃金取得者が日本を選ぶ理由はより一層なくなっていくでしょうね。日本人の自己評価の低さはどんな国際比較でも表われてくるところですが、それにしても低いと言わざるを得ません。管理職の国際経験も然りですが、マネジメントに関しては体系的な育成がまだまだ発展途上なので、ランキングを引き上げにまでは至れていません。
>日本ではOJTに頼ってきた傾向があり、マネジメントについての教育を経ずに管理職層になることもある
手の込んだOJTは入職初期がピークで、その後は周りを見ながら必要に応じて相談してもらうようなOJTです。これを育成といっていいものなのか、OJTは本当に人を育てているのだろうかと疑っています。グローバル経営管理ができる人材がいない。細分化すると、英語、ダイバーシティ、グローバル組織マネジメント、ダイバーシティ組織マネジメント。高齢おじさんばかりの経営、管理体制の日本企業が多いとすると、グローバル比較で人的資本の評価を得ないのはそりゃ当然ですよね。
お金と同様に人材もグローバルリソースであるという認識をしっかり保つことが第一歩だと思います。グローバル水準へ対応、言語力も大事ですが、それ以上にダイバーシティとグローバル、という文化対応。モノカルチャーからダイバーシティに変化することのパラダイムシフトを認識し、既存の仕組みもダイナミックに変更しながら、日本の良さとグローバルスタンダードを高次元に昇華できるか、大きな日本復活の試金石だと思います。
「脱昭和」「脱男性社会」「脱モノカルチャー」から「ダイバーシティ」「グローバル」へ