ビッグモーター元店長「保険売上不振で罰金、自腹で月10万」…「損保ジャパンの出向部長が主導」証言
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保険営業という仕事は保険会社が外部に委託できる仕事ですが、そうした業務委託契約はどこまで許されるのか。金融庁の監督指針にも外部委託に関する規制は定められていますが、その中で、いわゆる営業のノルマについては規制が確立されていません。
生命保険分野では、何年か前に営業職員の不祥事が多発したことをきっかけに、保険営業のあり方が議論されて態勢の見直しも行われました。損保も代理店との関係性という視点で、営業推進の行き過ぎとならないような規制を検討していいでしょうね。
金融行政としては、代理店も当然規制範囲となり、だからこそビッグモーターにも金融庁検査が入っているわけです。そこで得られた結果をもとに、生命保険営業のようなプッシュ型とは異なる保険営業として、プル型ならではの態勢のあり方を確立してほしいと思います。昔アパレルのアルバイトをしている時、1日の売上が0円だと身銭を切って売り上げを作っていた。実質その日はタダ働き。むしろ赤字。
当時は暗黙のルールみたいな感じだったけど、クッソほどブラックな慣習だったなあれ。
今思えば、出店先の客数やら客層やらもデカすぎる原因なんだよな。責任をバイトに取らせるなよなぁ。昔の自分だけど、マジで可哀想になってきた。
そんなことを思い出したニュースでした罰則が発生するものは、KPIではなくノルマです。
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元店長の男性は「各店の保険の売り上げ目標として、前年比約2割増が求められていた」と語る。成績不振の店長は毎月の「店長会議」後、罰金を徴収された。集められた罰金は、成績優秀な店長に回されることから「上納金」と言っていたという。「罰金制度は、損保ジャパンから出向していた担当部長が主導していた」と証言する。