ARM大型上場、今こそ「臆病なIPO市場」の夜明けはやって来るか
ファイナンスから見るスタートアップと経営
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日経平均が33,500を超えているのに、IPO市場が本格復活していないように感じるのはなぜか。機関投資家は恐ろしくリスクに対して臆病です。ではなぜ、株式市場は一見好調な水準をキープしているのか。
英国アームIPOが注目を集めています。Instacartなど大型スタートアップIPOも出てきています。日経平均も33,500を超えています。さて、目下の日本のグロース市場のIPO環境は果たして、2022年以降急速に減速し、一時延期も相次いだわけですが、目下Re-Open(再開)していると言えるのでしょうか。
2022年以降のIPO市場、潮目が変わりつつあるのか。その辺りをデータで見ながら今の市場環境を考察し、2024年に向けてIPO市場に「夜明け」が来るのか考え方をまとめてみました。アメリカの機関投資家は日本株IPOの対してだいぶブリッシュ。
オファリングサイズが小さいのは、資本市場で吸収できないからではなく、売出人や資金ニーズの問題かと。
そもそも資金ニーズもないのに、VCやPEといった株主の都合や早くExitしたい経営者意向で小粒のまま上場に走る会社が多く、小さすぎて外国人機関投資家も買えず流動性も落ちて、マーケットで見向きもされなくなPost IPOゾンビ企業が如何に多いか。。。
日本のPrivateやVCが発展して、もう少し会社が成長するまで上場する必要のない環境が整うことを願います。