AI予算、計1640億円要求 24年度44%増、開発強化
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AI、生成系AIがバズワード化していますが、1,000億円以上が、半導体サプライチェーン支援というのは驚きです。
半導体事業支援は産業支援、成長事業支援の観点では重要だと思いますが、一方で、データ基盤整備、活用のフレームづくり、活用人材育成、といった「AIを活用できる土台・環境整備」に継続的にどう取り組めるか、も大事にしてほしいですね。
注目のコメント
インセンティブがあれば企業は動きやすいがAIを活用するにはデータやデータ基盤、そしてAIの基礎を理解していることが必要不可欠。
政府がこれまで投資してきた人材育成のための投資、教育訓練給付金制度(補助金)などで育成された人材がここで活きてくることを期待したいですね。AI開発には、AIアルゴリズム、ビッグデータ、高速な計算資源の3つの基盤が大事です。それに加えて新サービスや業務改善の応用開発があります。
これらにバランスよく投資できているか、という観点から見ると、データセット整備にはもっと力を入れたいようにもみえます。経産省・文科省・総務省それぞれの使途が下記記事にまとめられています。
https://newswitch.jp/p/38390
最大の予算を占めるのは経産省の「電力性能向上によりGX(グリーン・トランスフォーメーション)を実現する半導体サプライチェーンの強靭化支援」の1078億円。ざっくり2/3の予算比率です。
モデルやアプリケーションといったレイヤーを想像するかもしれませんが、もうちょっと細分化して推移を追った方が政府の意図を捉えられそうです。ぜひご覧ください。