巨大な【枕営業】の文字。ショッキングな広告が新宿駅に出現。「読んだら理解していただける」メーカーの悲痛な思いとは?
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数多ある広告の中で、まずは目を引かなければ、賛否両論以前に「目に止められていない広告」になってしまうので、その時点でまず勝ち。
売れるか売れないか、企業イメージアップか以前に、私はこの会社名さえ知らなかったから、この会社からしたらその時点で勝ちかと。
きっと賛否両論している人の99%は、枕を買う予定だったわけでもなく、その人のお眼鏡に合う枕広告を見てもすぐに買う予定無しって人がほとんどかと。広告ってそんなもんです。100%の人の購買トリガーを外せるとはハナから思ってやっていません。ターゲット層は絞り込んでやっています。
広告のKPIは、会社ごとに違いますが、そんな簡単に売上に直結するような王道法があれば、誰でもやってるし広告がその手法一択になり、全てが同じに見えるのでどれも目を引かないスパイラルに落ちるだけ。
企業SNSでも同様。タイムラインをスクロールする一瞬で指を止めさせるなんて至難の業です。既存ファン・フォロワーなら目を止めてくれますが、『広告』の目的の多くは『未リーチ層』へのアプローチです。
しかも、新宿駅の壁面広告。媒体の特性上、ガンガン歩いて通り過ぎる通行人が前提です。電車やバスの吊り広告のように『止まっている人』に見てもらえる媒体っは異なり、目に入るチャンスが『一瞬』であり、更にはSNSのように後から探す事も出来ないのです。
因みに、新宿駅でほぼ同様サイズの壁面広告で、老若男女にヒットしやすい人気のグルメイベント広告をQRコード入りで1週間出して、どれだけLPへ誘引できると思います?
数値は企業秘密なので教えられませんが、他媒体からのQRコード読み込み数と比較驚くほど少ないです。
コンテンツを変え、幾度となくトライアルを重ねて数値比較してきましたが、読み込み数の少なさは変わらなかったです。
そんな特性のある広告媒体(駅壁面)だからこそ、その一瞬で立ち止まらせる、または脳裏に焼き付ける、または取り敢えず写真を撮らせる。この3つが出来たら広告としては良く出来たものだと思います。
注目のコメント
この広告を出す勇気が凄い。色々な意味で。
インパクトあるし、意外性はある一方で、やはり言葉が持つ意味を使った広告なので賛否は大きく分かれる。かつ、ここでのインパクトは企業のブランディングに繋がるか。この商品を買いたいというニーズを想起させるかが結局は大事に。その点で言えば難しいのではないか。かなりタチの悪い会社ですね。
(枕の営業)と言えばいいだけの話で、なんとか話題にしようとするいやらしい根性が透けて見えます。
自分達の都合の言葉狩りも甚だしいと思います。
じゃあ会社畳めば?としか言えませんね。