論理か、情熱か。変化を乗り越える新規事業開発の勝ち筋とは
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30年以上前から新規事業提案制度を実施しているリクルートに、新規事業開発のロジックについてお話を伺いました。
弊社でも新規事業提案制度があり、アイデアを考える機会がありますが、なかなか筋のいいアイデアが思い付かず、提案を持ち込む前に頓挫してしまうことがあります。ただ今回のお話を受けて、日々の仕事から新規事業を探し出せるよう視点を変えてみようと考えています。
また記事からは割愛しましたが、SaaS事業のグロースにおいてカスタマーサクセス(CS)の重要性に注目が集まる中、リクルートの祖業であるメディア事業でも、営業と制作が一体になって納品や納品後の運用まで責任を追っていたのでSaaSとは結構似てると伺い、なるほどと感じました。
製造業もそうですし、営業‐制作‐フォローを前提としている事業は日本でも多いと思うので、実はSaaSなどの新規事業を生み出す土壌が備わっていると思い、希望を感じています。とてもわかりやすく実践的にまとまっている。
誰の何をどう変えたいのか? ビフォーとアフターで 誰がどのようの変わるのか? 課題を表面的ではなく、掘り下げたい。
日頃から「なぜ」と問い続けることも大切。当たり前だと思って見過ごしているところにタネがある。内容は本質的かつシンプルで、全くその通りと思いました。一方、読み手として考えないといえないのはカルチャーと呼ばれる部分。
ひとつは育成のあり方。上司の指示に従って動くのでは無く、自分はどうするかと若手の頃から考える事が当たり前なのかなと推察します。当社でもこうした育成を経た若手は自ら行動するオーナーシップと持論形成力が高いと感じます。現場での育成指導にポイントがあるという点が重要。
もう一つは成功事例ばかりを見ないということ。恐らくスタディサプリと同時期に夢半ばで潰えた無数の事業案があったはず。経営から見れば失敗事例のほうが圧倒的に多いし、それなりのコストに見えるはずですが、それを受け止める経営としての度量(と言う表現が適切かはわかりませんが…)も重要と思います。