オワコンと呼ばれた映画館ビジネスは、なぜ復活を遂げることができたのか
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ここのところネガティブなニュースが多かったので、ポジティブなニュースが増えた映画館ビジネスについてYahoo!ニュースに寄稿してみました。
コロナ禍の最中は、Disney+のような配信サービスが普及すると、映画館ビジネスはもう終わりだみたいな議論もありましたが、現在はコロナ前の水準に戻りつつあるようです。
個人的にも、コロナ前より映画館に行く機会が増えたぐらいなので、映画を観るという体験自体の価値の変化に影響されてる1人かもしれません。
やっぱり簡単にオワコンとか言われてるニュースとか信じちゃダメだなと思う次第です。映画館ビジネスの話は後ろ向きな記事が多いのでこの記事は個人的に嬉しくなりました。
古巣の映画会社で配給した「アバター」も、まさにテレビや携帯では体験できない映像価値を求めて人が押し寄せ、日本でも159億円というTHE FIRST SLAM DUNKを超える興行収入で大ヒットを記録しました。
20-30代の平均スマホ使用時間は5時間と言われています。携帯をしまって真っ暗な広い空間で集中して映像を見られる体験は、今後さらに価値が高まってくるのではないかと思っており、今後の映画産業や映画館ビジネスに改めて期待をしています。トップガンマーヴェリックは確かに映画館とテレビ画面では大きな差を感じた。終盤のシークエンスは特にそう。
まさに絵作りにおける没入感を意識してるから、だと思うがそれを実現できるだけの表現力や機材の進化もあるのだろう。トップガンはまさにその結実により戦闘機の中からど迫力の映像を実現している。マリオも94年の実写との雲泥の差はやはりCGの進化によるところも大きい。