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【ドキュメント】「線虫がん検査」の知られざる過去

NewsPicks編集部
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    TAZ Inc. 代表取締役社長

    批判は皆さんが書かれているので別の視点から。
    いろいろと問題はあるのだという理解です。擁護するつもりはないという前提ですが、一般論としてNewspicksには賛否両方精査した記事を是非期待したいです。関係者によるネガティブな声を拾うだけの取材であれば週刊誌など専門知識のない記者でもできるし、どんな素晴らしい会社でも悪く書くことはいくらでもできるので。第三者による再現性が取れる論文が発表されているとのことで、それに触れた上で問題点を解説してくれるのかと期待してました。週刊誌的なスクープ記事ではなく、世の中の論文にはポジティブなデータとネガティブなデータとそれぞれどれくらい発表されているか定量的な情報を示すなど、公正な情報開示とともに、批判するなら批判してほしいと思います。あくまで一般論の話で、本件を擁護しているわけではないので悪しからず。

    【追記】連載で追って9/15に公開された記事で、公表されている海外研究グループの論文についても解説してくださりよく理解できました。ありがとうございます。


注目のコメント

  • 米国内科専門医・感染症専門医

    前回のコメントでも指摘した通り、このような記事に対する適切な対応は「公開討論」ではなく、外部の医療機関や研究施設で同じ検査方法をブラインド条件下に科学的な検証を行い、この線虫検査の感度及び特異度に関する結果を公表するだと思います。本当に科学を重視し、利用者の安全と信頼を第一に考えるのであれば、これが最も効率的な方法ではないでしょうか。

    新型コロナウイルスのワクチンが開発された後、その効果と安全性に関し世界規模で質の高い検証が繰り返し行われたにも関わらず、その効果を否定する一部の人々がSNS上で「公開討論」を求める事態が発生したことは、まだ記憶に新しいことです。科学的正確性は「討論」を通じて確認されるものではなく、他の専門家の客観的な検証を受けるべきです。

    決して安くはない費用を支払いこの検査を受けている多くの個人だけでなく、導入している法人や自治体(例:神奈川県藤沢市、愛媛県松山市などのふるさと納税の返礼品)も関与しているため、討論だけでは疑惑を晴らすことが困難と感じます。


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    この検査、科学的には二重の問題があります。ひとつは検査の再現性と精度の問題、もうひとつは症状のない人へのスクリーニング検査として有効性を確立していない問題です。スクリーニング検査の有効性は、その検査を受けることにより、実際に受けた人の益につながるというエビデンスで、検査を広げるにあたっては、それがリスクや害を上回る可能性が高いという証拠も必要です。

    前者が今回の連載で度重なり指摘される点ですが、仮に前者がクリアになったとしても、後者については論文も報告されておらず、クリアになることはありません。仮に企業側の精度や再現性への主張が正しかったとしても、後者については不明のままなので、いずれにせよスクリーニング検査として広げることには問題があり、下流で起こる実害(Downstream adverse effect)への課題は拭えません。

    後者の理由がある限り、そもそも医師として推奨することはありませんが、そこに再現性への疑義が加わったことで、検査は商業的にも停止される妥当性が増していると考えられます。


  • HIROTSUバイオサイエンス Chief Growth Officer

    [追記]
    今回の特集記事の誤った内容に関して、弊社コーポレートサイトで回答しています。
    https://hbio.jp/news/2023/09/20230919/

    是非、ご高覧いただき、公正な判断に役立ててくださいますよう切にお願い申し上げます。

    ——-
    HIROTSUバイオサイエンス 執行役員の水島です。
    昨日は多くのいいねやコメントを頂きありがとうございました。
    その中で、複数の方が「公開討論」を提案してくださいました。
    この機会に是非、今回の記事を書いている編集部の方々と、中立なメディアの場で、取材の質問項目に沿った公開討論をさせて頂きたいです。

    弊社は自社の研究開発に誇りを持ち、また、科学の発展を願っております。一方、このような科学的に誤った報道が、弊社のみならず「科学技術やスタートアップの可能性の芽を摘んでしまう現状」を変えていきたいと考えております。

    しかし、我々のようなスタートアップには発信力がないため、どのように正しい科学の情報を伝えていけば良いかと苦心しておりました。
    そのため、このような機会は非常にありがたいです。

    もし公開討論が実現しなかった場合でも、我々は常に検査向上のための研究をしておりますので、それらの情報をご納得いただける形で発信するよう努めてまいります。
     
    P.S
    線虫の嗅覚応答の違いを利用した「がん匂い検知」は、第三者機関でも再現されている実験手法です。以下の論文をご参照ください。
    Thompson, M. et al. A Caenorhabditis elegans behavioral assay distinguishes early stage prostate cancer patient urine from controls. Biology Open 10, bio057398 (2021)
    Lanza, E. et al. C. elegans-based chemosensation strategy for the early detection of cancer metabolites in urine samples. Scientific Reports 11, 17133 (2021)


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