ECに特化した画像生成AIツール「WeShop」、低料金で撮影の悩み解消 モデルも背景も思うまま
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手間と費用を掛けて大量の画像を用意する必要があるECは、画像生成AIとの相性が良い領域の一つなのだと思います。
気になるのは、商品画像の取り込みにどれくらいの手間がかかるのか(これはこれで撮影の手間がかかるはず)、そしてどれだけの精度で生成が可能なのかです。
効率化を目的としたこれらサービスは、積極的に有名タレントを起用する理由があるラグジュアリーブランドよりも、ファストフッションのような新商品展開が早いカテゴリーでこそ力を発揮するものと想像されますが、どれほどの効率化とコスト削減が図れるかで、今後の浸透が決まることになりそうです。
また廉価のファストフッションとはいえ、生成の精度が低ければ、実際の着用イメージとのギャップを生み出すことになり、購入後の満足度を下げることになりかねません。
実際に使用したものではないため、実際のところはわかりかねますが、こう考えると、まずはオールシーズンで販売しているような定番商品からまず活用されていき、技術の精度が高まるとともに、次第にライフサイクルの短い商品カテゴリーへと次第に対象を広げていくような活用になるのではないかと想像しています。
いずれにしても、これまでとは異なるECのあり方が生まれつつあることは間違いなさそうです。うちの会社では、写真の様々な要素(構図やモデルのポージング、背景など)が売上にどのような影響を与えるのかを分析しています。
本記事で紹介されているAIは構図やポージングは変えずにモデルの顔や肌の色、背景を変えるというもの。10パターンくらい生成してABテストすると限定的だからこそ部分的な影響変数をうまく検証できそうです。使ってみようかなw先日、EC向けの画像生成AIのデモを見せてもらいましたが、得意・不得意(失敗)や、EC担当から見て使える・使えないがあると認識しました。AIもまだまだ運用が必要そうだと思います。