イーロン・マスクからスターリンクを買収することに決めました(パックン)
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パックン曰く「スターリンクを買うから10兆円ほしい」から始まるStarlinkが置かれた政治的状況を楽しく解説した記事です。
解説されている内容は、Starlinkは世界を変えるが、イーロンマスク氏は非常に経営手腕が高いけれども、脱常識的なところがあり、中国でのビジネスに依存しているので、政治的や安全保障的には留意が必要、と言うお話しです。
と言うことから、10兆円欲しい!という分かりやすいネタでまとめていらっしゃいますが、ここではその10兆円という予算を、ネタを承知に色々と比較してみます。
・50億円:H3ロケット打ち上げ”費用”目標値
・99億円:スペースX ファルコン9 打ち上げ"サービス売価"
・100億円:H2A ロケット打ち上げ"費用"
・142億円:EU アリアン6 打ち上げ"サービス売価"
・1515億円:インドの宇宙予算
・6119億円:日本の宇宙予算(2022年)
・1兆600億円:欧州ESAの予算(2020年)
・1兆5200億円:中国政府の宇宙予算(公称値)
・5兆1700億円:アメリカ政府の宇宙予算
・6兆7000億円:日本の防衛予算
・10兆円:パックンのStarlink買収提案額
・22兆円:スペースXの時価総額
・30兆円:中国の防衛予算(公称値)
・100兆円:米国の年間国防費
・111兆円:日本の国家予算
・550兆円:中国の国家予算
・1004兆円:アメリカの国家予算
(数字はネットで適当に拾った奴なので注意です)
色々と見えてくると思います。
現実的には、各国の宇宙当局や防衛・軍事当局で、衛星コンフィディレーションを検討していないところは無いと思いますので、今後に注目だと思います。