• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

【大失敗】飲み仲間と「SPACやろうぜ」の末路と教訓

NewsPicks編集部
524
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


注目のコメント

  • badge
    ベイシスコンサルティング ドローンエキスパート

    私は今回のSPAC前後でA.L.I.社の元執行役員であり、このSPAC失敗によって職を失った140人の一人ですが、正直この記事に書かれたこと(暴かれたこと)のほとんどの内容は当時の取締役会のごく一部で推進されていたため、私を含めて一般社員がリアルタイムに知る由はありませんでした。

    SPAC上場直後から手元資金には問題を抱えながらも、報道にあるような事前に準備していたとされるELOCやCBなどの資金政策を実施し、勢い新たに発表済みであった中東との事業展開などを加速していこうとしていました。私自身も5月には中東まで飛んで、現地のパートナーの方々にご挨拶をしたりしていました。そんな最中、今年の6月に新たな投資家を迎えることとなり、その方々が親会社の取締役会の議席のマジョリティーをとることが伝えられ、そこから大リストラが実施されるまでは本当にあっとういうまでした。

    この報道に付け加えるとするならば、当初PONO CapitalはBenuvia Therapeutics Incという米国企業とSPACを行うことを発表しており、それが2022年8月の段階で白紙になっているということだと思います。報道でも触れている通り、SPACには2年間という有効期限が与えられており、この期限内にSPACを完了できないと、上場廃止及びそれに伴う大きな費用負担がSPACスポンサーには発生します。当然、焦りはあったのではないかと思います。

    幸いにも私は整理解雇の翌日から現職での活動をスタートしていますが、今でも多くの元従業員が職探しをしていると聞いています。元従業員達は6月末から3ヶ月分の給与や立替経費の未払いが続いているのですが、A.L.I.が多額の債務を抱えているにも関わらずデフォルトしないがために、未払い給与の補填を行う国の救済制度も適応できずにいる始末。SPAC前後でA.L.I.側の取締役を勤めていたすべての方々が既に退任をしており、元従業員達の声をどこに届けていいのかも分からない、そんな状態が元従業員から見た景色です。


  • NewsPicks 副編集長

    日本ハムの新庄剛志監督がA.L.I.テクノロジーズのホバーバイクにまたがり、札幌ドームを浮かんでいたまさにそのタイミングで、実はALIは東証へのIPOに失敗しています。そして、SPAC上場へと突き進むのですが、このSPAC上場の一件で得をしたのは、たぶん「1ドル増資」を引き受けた投資家だけです。SEC開示資料では、この増資を引き受けた投資家の欄がなぜか空欄です。ブランクなのです。
    取材によると、この投資家はとある米国のヘッジファンドです。余談ですが、その先の本当の投資家も噂レベルで聞きました。米国人です。その人物の属性を聞くと、「もっと闇は深いのかも」と少し思いました。

    今回は現場で関係者に直に取材した動画も配信しています。
    【ドキュメント】NASDAQ上場した「空飛ぶバイク」の悲劇
    https://newspicks.com/news/8882245


  • NewsPicks編集部 映像ディレクター

    日本初のSPACであるこの一件は、重要なケーススタディになると思います。
    SPACが悪いのか?ALIだったからなのか?

    取材で、ALIの関係者が「ぶっちゃけ、スタートアップは無理だと思う。思ったよりやることが多い。」と言っていたのが、核心だなと思いました。
    日本版SPACもやろうという話が上がっているみたいですが(現在、議論は止まっている)、慎重に検討するべきと思います。 今回のSPACについては動画でも配信しています。

    【ドキュメント】NASDAQ上場した「空飛ぶバイク」の悲劇 https://newspicks.com/news/8882245


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか