天然ダイヤ、ブライダル市場で輝き失う-人工石がシェア奪い価格急落
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日本のダイヤモンド市場はどうなっているのかちょっと調べていたら、「真珠がそうであったように、将来は人工ダイヤが100%になるかもしれない」という人工ダイヤモンドの原料を製造している社長さんの言葉を見つけました。
なるほど、真珠も養殖といえど立派な宝石です。人の手がかかるとしても中身は同じなら、安くてもいい人は多いですよね。
結婚指輪には夫婦で割ったダイヤを半分づつ入れましたが、仕事の邪魔なので夫婦共につけず、今では意味あったのかと思います(笑)
でも当時の私はそれが嬉しかったはずなので、結局気持ちですね。
いくら天然のお高いダイヤモンドをもらっても、それが愛情の指標であり続けることはないんです。ちょっと穿った見方をしてみると、"誰も持っていない貴重な物"という価値観に陰りが出てきたとも取れるのではないでしょうか。
文明が発展してきたここ2000年の間、人々はあらゆる理由で"数が限られ他人は手に入れられないもの"を少なからず価値の拠り所にしてきたと思います。
ただ、少なくとも現在の日本で暮らしていて、私自身はそういう価値観は薄れてきました。ポルシェや豪邸はおろか、軽自動車や一軒家ですらその他の価値観と擦り合わせて相対的に劣れば不要だと感じるようになりました。その他の価値観とは、自分や家族らしい生活、自身のプライドや好奇心、子供の教育や成長、などです。
要は、価値観が他者や周辺環境から内省的なものに変わってきたのでは?という感想を持ちました。個人的にはこれは必ずしも狭義の貧しさからくる物ではなく、広義の豊かさとも言えるのではと感じます。
ただのメモです。こういうのは経済で変化する部分とマーケティングで変化する部分とあるでしょうね。デビアスが必死にその価値をPRして、やれ婚約する時にはダイヤの指輪を送れだの、結婚10周年にも送れだの習慣を変えようとしてきた。日本のバレンタインにチョコレートを送るようになったのとそうかわらない。
高い硬度を利用して工業用の研磨に使われるとかそういう需要とは別の感じ。