「金持ちから貧乏夫婦に転落」払ってはいけない5つのお金
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こういうニュースから金融リテラシーの重要性を再認識したいですね。金融リテラシーは、昨今は高校で家庭科の授業で取り上げられ、大学では必修とするところも増えています。政府は、最低限身に付けるべき金融リテラシーとして5つ挙げています。以下、重要部分のコピペです。
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201404/1.html
この記事との関連では1.家計管理と2.生活設計が大事だと思います。
1. 家計管理
(1)適切な収支管理(赤字解消・黒字確保)を習慣にすること。
分野2. 生活設計
(2)ライフプラン(人生設計)を明確にすること。
分野3. 金融と経済の基礎知識と、金融商品を選ぶスキル
【金融取引の基本としての素養】
(3)契約をするとき、契約にかかる基本的な姿勢(契約書をよく読む、相手方や日付・金額・支払い条件などが明記されているかを確認、不明点があれば確認する)を習慣にすること。
(4)情報の入手先や契約の相手方である業者が信頼できるかどうかを必ず確認する。
(5)インターネット取引の利点と注意点を理解。
【金融分野共通】
(6)金融と経済の基礎知識(単利・複利など金利、インフレ、デフレ、為替、リスク・リターンなど)や金融経済情勢に応じた金融商品の利用選択について理解すること。
(7)取引の実質的なコスト(価格、手数料)について把握することの重要性を理解すること。
【保険商品】
(8)自分にとって保険でカバーしたい事態が何かを考えること。
(9)カバーすべき事態が起きたとき、必要になる金額を考えること。
【ローン・クレジット】
(10)住宅ローンを組む際の留意点を理解すること。
ア.無理のない借入限度額の設定、返済計画を立てることの重要性
イ.返済を難しくさせる事態に備えることの重要性
(11)無計画・無謀なカードローン・クレジットカードなどの利用を行わないことを習慣にすること。
【資産形成商品】
(12)高いリターンを得ようとする場合には、より高いリスクを伴うことを理解すること。
(13)資産形成における分散の効果を理解すること。
(14)資産形成における長期運用の効果を理解すること。
分野4. 外部の知見の適切な活用
(15)金融商品を利用するにあたり、外部の知見を適切に活用する必要性を理解すること。金融教育では資産形成に注目が集まりがちですが、一番大切なのはお金の「使い方」だと思っています。ニーズ(必要なもの)、ウォンツ(欲しいもの)に分ける。ニーズは買う、ウォンツは費用対効果(満足度)を考えて余裕がある時に買う。このニーズとウォンツは人によって変わります。例えば、地方に住んでいて毎日の移動手段として車が必要ならニーズですが、都心に住んでいてたまにしか乗らないスポーツカーはウォンツかも知れません。ここら辺を学校や家庭で教え、実践させて小さな失敗を経験してもらうといいと思います。
クルマは日用品であり、嗜好品です。毎日のように使わなければ移動の自由が確保できない人にとっては生活必需品でしょう。
一方でクルマに乗るのは週末だけ。こうした人たちにとってクルマを所有することは「ムダ」以外の何ものでもありません。コストの面からは合理的でないのは明らかです。
私もマイカーを所有していますが、マイカーは週末しか乗りません。ムダですね。でも18歳で免許を取得して以降、マイカーがなかったことはありません。「愛車」ですから。