そごう・西武 田口社長らを降格
テレビ東京
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いよいよフォートレスの手腕が試されることになります。彼らの特徴は、単に資金を出すだけではなく、買収企業の再生戦略をマイクロな部分にまで入り込んでハンズオンで実行すること。そこに中途半端な遠慮は必要ないという思想があり、そのがむしゃらさがこれまでの成果につながっていると私は感じています。
新しく代表取締役になるいわば現場責任者の劉勁さんも、同じく取締役として参画する劉勁さんのボスであるフォートレス在日代表の山下明男さんも、ともにモルガン・スタンレーの出身で、特に山下さんはDBJからモルガンに移籍しリーマンショックを乗り越えてフォートレスに参画するまで近くでその仕事ぶりをみて来ましたが、投資案件に向き合う時の理性的で妥協のない姿勢に清々しさすら感じる人物です。
そごう・西武案件はその入り口で予想外の苦労したようですが、それは第一章にすぎず、すべてはここから。買って、当事者として改革して、結果を出して、最後マネタイズするまでやってはじめて仕事と呼ばれるのが再生投資(Business Distressed investment)。本編にあたる第二章を楽しみにしたいと思います。たしかフォートレス・インベストメント・グループ自体もソフトバンクグループ傘下からUAEの政府系ファンドに売却合意されていた気が。新たに代表へと就任する劉勁氏も大変でしょうね。
実質池袋駅の真上の空間を負債2000億円で手に入れたわけですが、ヨドバシカメラというスポンサーとApple Storeというブランドを手に入れました。劇的に客層が変わりそうです。
買う前にクライアントをつける、というところがミソですね。あとは揉めに揉めた従業員含めた現場オペレーション。