ユニクロ社長に塚越氏 柳井氏は会長兼CEO
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注目のコメント
柳井さんは以前から、後継者について
・世襲はしない
・外部から採用しない
・実績があり周囲の支持を集められる人材を社内から登用する
と発言されていたので、こちらの方針通りの人事ですね。
一方で、2019年頃にはユニクロ日本CEOに就任した赤井田真希氏を筆頭に、女性を後継者にする可能性があると発言していたことが印象に残っています。希代の経営者の後継者選びとして、どのような見極めがあったのかとても気になります。
柳井氏の著書「経営者になるためのノート」には、「会社にとって一番大切なのは使命感」とし、経営者は「自分をささげるに値する使命を見出し、それに殉教するような思いで経営をしなければなりません。」とありました。
後継者には、優秀さもさることながら、そういった強い使命感を継承できることも求められているのだろうと想像します。Bloombergの今年2月のインタビューを見ると、2002年に新卒入社。中国事業のCOOなどを経て、2022年9月にユニクロのグローバルCEOになっていたという点では、国内も含めたCEOになり、かつ代表権がつくという変化で、規定線の人事に見える。
ファストリ本体の取締役になっていくのかが注目点。今は、社内取締役は柳井家の3人とCFOの岡崎氏という状況。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-19/RQ3N83T1UM0W01