石油由来の原料不使用ペットボトルを商用化 本格生産へ
NHKニュース
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これまでリサイクルに参画しなかったような石油大手が、ペットボトルや廃タイヤのリサイクルなど、資源循環に積極的に関与するようになってきていると感じているのですが、石油由来原料を使わない素材の開発に着手するとのこと、また一段と新しい時代を感じます。
食用油は近年注目の資源となっています。しかし、良質なものを安定量回収することには課題があり、バイディーゼルなどとも競合し、なかなか集まらない問題が出てきそうです。
例えばENEOSのサービスステーションを活用して回収を行うといったことが考えられるかもしれません。いわゆる「亀の甲」、ベンゼン環を生物から取るのは「結構めんどい」ということ。PETやポリスチレンに入ってる構造なので必要なんですが、石油や石炭のなかに「あほほど含まれてる」ために、これまで「他のものから作ろう」って考える馬鹿がいなかった、という事情です。
これまでアメリカ発「バイオPET」なんてのが出回ったことがありますが、ベンゼン環を含む部位(テレフタル酸)は化石原料由来でした。これがちゃんと環境負荷が低い素材なのか検証が必要ですね。
植物由来ということで「盲目的にエコだと思う人」を増やせる材料なので、しっかりとした裏付けある科学的根拠のもとにエコ感を出してもらわなくては。
サントリーはマーケティング上手なので、放っておくと本当にエコかどうかのエビデンスよりも『消費者にエコと思われるモノ』を優先しそうな印象。
消費者に愛される大企業だからこそ、信用に値するエコ素材であることを証明してくれるのを期待。