「優秀な人が集まる職場」と「優秀な人がさっさと辞めていく職場」の決定的な違い
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注目のコメント
紹介されている考え方は間違っていないと思う。が、問題は「適切な理念」に行き着かないことである。設定すべきことはわかっているので設定するが、それが誤っていることが多々ある。そのことに気づいていない企業が大量にいることが、日本のもっとも残念な点では。
そして、原因のひとつとして、すべてカタカナであるということだと思います。
ビジョン、バリュー、ミッション・パーパス、ナラティブ、ヒストリー、カルチャー、エコシステム。
カタカナを使わないといけないルールがあるんでしょうか。私の前職含めて古い企業あるあるが、いくら美辞麗句を並べても全く有名無実、言葉だけの上滑りです。流行りの言葉を外から持ってきてもトップを含めて実行が伴わない、そもそも理解しているようにも思えない。中間管理職も「またなんか言ってるよ」と全く他人事、当然末端も白けっぱなし。記事にあるパーパスやビジョンだけでなくDEIやDXもCXも全部です。
そもそも昭和のアナログ以外にノウハウも皆無なので当然なのですが、下手に変えると立場を失いかねないので意図的な言葉遊びをしているのか、あるいは当の経営層は本気のつもりなのか、ただどちらであっても救いようがないのは同じです。
そして実態とかけ離れた詐欺同然の公式サイトや求人案件が出来上がり、それを真に受けて入った人材が幻滅し去っていくのは時間の問題です。企業理念に賛同し集まって話し合い、思想や行動指針が同じ方向に向かって仕事をしているように見えても、上が頼りにならない場合、マイナスなことを押し付けられるばかりと感じた瞬間に下の人間は離職したり、残っていても心の中は離れていて同僚ともバラバラになります。