東京都、全局にChatGPT導入 ガイドライン公開、ルールからプロンプトのコツまで
コメント
選択しているユーザー
東京都は、文章生成AI「ChatGPT」を全局の職員5万人が利用できるようにしたと発表。Microsoftの「Azure OpenAI Service」を採用し、職員向けの「文章生成AI利活用ガイドライン」も公開。
ガイドラインには、利用のルールやプロンプトのコツ、今後の展望などがまとめられている。都のデジタルサービス局では、ChatGPTの効果的な活用方法も提案しており、文書作成の補助やアイデア出し、ローコード生成などに適していると解説しています。
この取り組みは、大企業や自治体がテクノロジーを効果的に活用する一例として注目されます。
しかし、導入だけでは十分ではありません。利用者が「便利だな!」と感じるためには、マインドのチェンジが必要です。具体的には、AIの利用に関する教育やトレーニングが欠かせません。
都のデジタルサービス局が提案している活用方法は、他の組織でも参考にできる内容となっています。ぜひ参考に。
注目のコメント
一般の会社員が使うなら大体同じなので、中級編くらいまでの良い研修テキストが欲しいです。議事録作成を効率化したり、イベント企画アイデアを作成したり、そんなレベル感です。
まだ黎明期なので仕方ありませんが、かなりベーシックな内容で、アイディアを増やすことに偏ったガイドがされているように感じました。
UdemyのChatGPTの講座や、企業のワークショップではお伝えしていますが、4Hというフレームワークを推奨しています。
4Hとは、増やす、減らす、変化させる、掘り下げるの四つのHで増やすはブレストやアジェンダ作成など0から100を作ること。
減らすは要点を絞ったり、文章を短くしたりと100を10にすること。
変化させるは、難しい文章を中学生にも分かるように咀嚼して噛み砕いた説明文にしてもらうこと。
掘り下げるは、テスラがトヨタの時価総額の3倍になっているのはなぜか?のように背景や理由を深く掘り下げてもらうこと。
それぞれで出たアウトプットは勿論、裏どりが必要ですが、4Hを使うことでChatGPTの用途や幅がぐっと広がるので、一番使われやすい「増やす」以外にも是非活用頂ければと思います。わかりやすいガイドラインをまずは都が出してきました。
これから活用しようとしていた企業にとっては助かりますね。
技術的なことを知っている人からすると知っていることがまとめられているだけにも思えますが、今回のAIは誰もが使えるようになることが必要です。
そういう側面ではハードルを下げることができるのではないでしょうか?
ぜひ小規模事業者の皆様も参考のうえ、まずはお試しで使ってみてはいかがでしょうか?