エヌビディア、8─10月売上高見通しが市場予想超え 250億ドル自社株買いへ
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とんでもないオバケ決算が出た。QonQつまりたったの3ヶ月前と比較して売上1.9倍、データセンター部門のそれは2.7倍、純益は実に9倍に。当然株価は爆上げしてバークシャーを抜きいよいよAmazon、アルファベットに迫る世界6位。
この生成AI狂想曲のビッグウィナーはマイクロソフトでもGoogleでもなくエヌビディア。まさに金鉱掘りのツルハシ。エヌビディア<NVDA>が引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回っています。
AI関連の需要が予想以上に旺盛でデータセンター部門の売上高が予想を大きく上回っています。
第3四半期のガイダンスも公表し、予想を大きく上回る売上高見通しを示しました。
同社はまた250億ドルの自社株買いも承認。
同社はAIコンピューティングにおいて際立った存在となっており、データセンターでのAIプロセッサーの需要急増に後押しされ、またもや驚くほど好調な見通しを発表しました。
チャットボットやその他のツールの需要急増に直面しているデータセンター事業者が、AIの重いワークロードを処理するのに長けている同社のプロセッサを買い集めています。
そのおかげで、同社は業界全体のチップ不況から急速に脱却し、ここ数年で最も速いペースで成長を加速させています。
株価は時間外で12%の大幅高。
(5-7月・第2四半期)
・1株利益(調整後):2.70ドル(予想:2.07ドル)
・売上高:135.1億ドル(予想:110.4億ドル)
データセンター:103.2億ドル(予想:79.8億ドル)
ゲーム:24.9億ドル(予想:23.8億ドル)
プロフェッショナル・ビジュアル:3.79億ドル(予想:3.19億ドル)
自動車:2.53億ドル(予想:3.09億ドル)
・粗利益率(調整後):71.2%(予想:70.1%)
(8-10月・第3四半期見通し)
・売上高:160億ドル±2%(予想:125億ドル)
・粗利益率(調整後):72~73%(予想:70.5%)強い決算が出ましたね。
NVIDIAは1993年創業の半導体メーカーです。
GPU(Graphics Processing Unit)という画像や映像の処理を専門に行う半導体のシェア8割以上ですが、AI開発用のGPUについて独占的なシェアをもっており、AI時代の到来でほぼ一人勝ちとなっています。
イーロン・マスクが「エヌビディアの半導体は麻薬よりも入手困難だ」と発言するほどです。
今後もAI需要が続く中、ガイダンスも市場予想を上回りました。
今回の決算を受けて株価は時間外取引で最高値を更新し、時価総額は1.27兆ドル(約184兆円)とAmazonに迫ってきています。
強い。
ハイライト:
・過去最高の売上高:135 億ドル(前年比 約2倍)
・調整EPS: 2.70 ドル(前年比 約5.3倍)
・データセンター収益: 103 億ドル (記録)
・250億ドルの自社株買いを発表
・第 3 四半期の見通し:
売上高は160億ドル(コンセンサスをほぼ30%上回り、前年比2.7倍)