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「サントリー生ビール」が売れている ヒットの背景に“違和感”あり

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    ㍿Laboro.AI 執行役員/マーケティング部長

    店頭陳列のテクニックを体系化したVMD(Visual Merchandising)でも、”目立つ”ための多数の手法がセオリーとして擁立されています。

    共通して言えることは、人の視覚がその商品を際立った存在として認識する”目立つ”という状況であるかどうかは、その環境(視覚がとらえる画角)内で最も特徴のある見た目を持っているかどうか、言い換えれば、目立つかどうかはその商品そのもののデザインに依存するものではなく、周囲との対比で決定づけられます。

    よく店頭POPの風説的な話で「POPは赤色の太文字で書くべし」などが言われますが、たしかに人の生理反応的には赤色に着目が行きやすい一方で、周囲に同じような赤文字POPが大量にあれば、当然ながら埋もれてしまうことになります。

    記事にある「サントリー生ビール」のデザインは、デザインそのものの秀逸さもありながらも、店頭の陳列状況を十分にリサーチした上で、周囲との対比を検証しながら意図的に生み出した”違和感”が生んだ結果なのだろうと想像しています。(それを実際に店頭で実現するための営業の方々による”棚取り”の努力も間違いなくあったはず)

    一方、競合商品がひしめく店頭陳列は、次から次に新商品が登場することから、その目立つための環境は早く変化していきます。他社が同様のデザインを施した商品を販売すれば、このサントリー生ビールは環境に溶け込んで行ってしまい、違和感は失われていくはずです。

    とくにビールのような安価で、競合が多く、回転も速いコモディティ商品のデザインは一過性にならざるを得ない側面が強いため、今後も熾烈なデザイン競争が店頭で繰り広げられていくことになりそうです。


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    株式会社コークッキング(TABETE) COO

    過去20年の同社の缶ビール新商品の中で最速売上で、発売9日で販売数量100万ケースを突破したとのこと。パッケージデザインが左右非対称で他社のものより目を引くことはもちろん、この物価高が家庭を直撃する中で価格帯を他社の主力商品よりも低く抑えたことも効いているのではないでしょうか。

    <参考記事>
    「サントリー生ビール「最速」ヒット 続く味、価格も魅力」日本経済新聞
    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC15AT20V10C23A6000000/


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    食品流通業 未来社会デザイナー

    100種類から選ばれたデザイン。店頭でも目立ちそうです。
    選択の視点として
    「店頭での「違和感」に着目したからだ。たくさんの商品が並んでいる中で、消費者にはあえて違和感を覚えてもらう。しかし、口で言うのは簡単だが、そのバランスは難しい。奇をてらいすぎると、ビールとして認められない可能性がある」
    目立つけれど、ビールとして認められるもの、開発側のひとりよがりにならないもの。それを選ぶために、脳科学プログラムを活用したということで、今的な感じはします。
    商品説明をみるとトリプルデコクション(デコクションは、糖化の際にマッシュ(砕いた麦芽とお湯が混ざった粥のような状態)の一部を別の釜に取出し100℃に加熱し、再び釜に戻すことによって温度を上げていく方法)とのことで、プレモルで使われている製法のよう。
    一度、飲んでみます。


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