ゴールドマン、週5日オフィス勤務方針徹底で圧力強める
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自由を知ってしまった社員がなかなか職場に戻らない。日本企業のオフィスでもよく聞かれるコメントです。
コロナ禍ではリモートワークのメリットが強調され、企業はこぞって推奨していました。規律だけを強制しようとしても社員はhappyではないでしょう。
社員の目線から、オフィス勤務のメリット、リモートワークのデメリットを検証し理解を醸成する必要がありそうですね。
注目のコメント
日本と事情が違うのは、住んでいる場所によって税金が大きく異なる点。コロナでリモートワークになった途端、高額所得者の中には税金の安いフロリダなどに引っ越している人がかなりいます。なのでオフィスに戻る=GSの場合はNYに戻るということになると税金と生活費が上がるので、当たり前ですが従業員にとっては嬉しくありません。
なので単にリモートvsオフィスではなく、米国では税金と生活費という日々のCFに直接影響が出てくる論点がある点は日本と異なります。ソロモンCEOは最近ずいぶん叩かれていますし、人材の流出の止まらないゴールドマン。業績回復に必死の感があります。
ご参考
https://www.economist.com/finance-and-economics/2023/08/20/goldman-sachs-has-a-david-solomon-problemそんなに、ずっとリモートで働きたいなら、独立すればいいのに。会社にいたい、けれど、会社には行きたくないというのは、よくわからない。(もちろん、働き方は選択的であっていいのですが、リモートが”善”、出社が”悪”というのは前提としては間違っていると思う)