進化し続ける「太陽光発電」 南国の島の挑戦 「電力自給率100%」実現したホテルも
テレ朝news
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ガス焚きも検討されているみたいですが、離島では主に重油発電が主流なので、太陽光発電の導入は環境面、コスト面、エネルギーセキュリティーの観点からもメリットが大きいです。
世界的にも、サモア、サオトメ、スリランカなどの島嶼国でも再生可能エネルギーの導入が積極的に検討されていますが、これは環境面、外貨繰り、エネルギーセキュリティのすべてに効果があります。従来の電気は需要に従って発電量が決まっていますが、太陽光などの、再エネは殆どが日照などの供給側の状況に応じて発電量が決まります(すなわち成り行き)。欲しいときに欲しい分だけ電気を供給することが発電所の最も重要な役割で調整力と呼ばれます。電力の調整が出来るのは従来の発電はLNGなどの形で燃料(エネルギー)を溜めることが出来、需要に合わせて燃料を使う量を変えて発電量を変化させることが可能だからです。蓄電池も文字通り調整するための「溜め」をつくるものですが、体積当たりに溜められる量が少ないことが欠点です。災害のことだけ考えればディーゼル発電機を配置するほうがコスパは圧倒的に高いと思います。
溜められる量が少ないということは調整力が小さいということを意味しています。そのため、各家庭や事業所などの個別で調整をするのではなく、地域全体でどれくらいの電力が溜められているかを把握し、1つの大きな蓄電池と見做して需給調整をすることで、蓄電池設置の効率を上げようとしているのが記事にもあるバーチャルパワープラント(VPP)です。