幸せを呼ぶ「遊び心のあるデザイン」|前編:なくても困らないがあると嬉しいもの
デザイン事例から考える生活価値観とウェルビーイング
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デザインにもマーケティング思考が採り入れられるようになり、論理的な説得性を持つ発想や表現がされるようになったことと引き換えに、なくても困らないけどあると嬉しいエモーショナルな「遊び心」が失われつつある気がしています。デザイナーのちょっとしたいたずら心がもたらす遊びの要素は、ユーザーにとっての商品価値であり、また「幸福価値」であると考えます。必要な無駄、そんな遊び心のあるデザインについてまとめてみました。
「遊び心のあるデザイン」=必要な無駄「面白み」🔁心に潤いを与えてくれる点で【ウェルビーイング】に欠かせない要素
⏬本文より
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別になくても機能的な支障はなく、ある意味「余計なこと」だが、あると嬉しい「遊び心」のあるデザイン。・・デザインの本来の持ち味である感性価値が疎かになりつつある。 失われつつあるその価値はつまり、人々の感情に訴える「面白み」のことである。理屈で考えると不要なことが、実際にはユーザーにとっては意味のあるものだったりする。
この「遊び心のあるデザイン」、実は日本人が得意とするところではないかと考える。頼まれていないことまでついつい手が滑ってやってしまう職人気質と言うか、「茶目っ気」みたいなものがあるような気がするからだ。・・
・・「遊び心」のデザインは、必要な無駄である。それがわたしたちの心に潤いを与えてくれる点で、ウェルビーイングに欠かせない要素である。