【深層】灼熱の「AIコンピューター」が電気も水も食いまくる
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コンピューティングパフォーマンスが必要なAI、さまざまな演算処理を行い答えを導き出すわけですからそれなりの消費電力&排出熱量になります。
ただ、これは現時点で、だと考えます。
最適化などが進み軽量な言語モデルでも今と変わらない様な効果が出れば、必要パフォーマンスを下げることもできます。
生成AIの最適化はこれからではないでしょうか。少し前、暗号資産マイニングの電力消費が槍玉に上がってました。今はAIの方が深刻のようです。データセンターの莫大な電力消費は以前から大きな課題でした。
脱炭素のために太陽光発電に有利な砂漠地帯に建設するのが流行ってます。しかし、冷却水の問題は逆に不利ですね。ほぼ地熱発電で賄っていて寒いアイスランドが最強かも。
当社が提携している欧州のOVHcloudも液冷で高効率・高密度です。時代は徐々に液冷ですかね。
・New Hybrid Immersion Liquid Cooling developments at OVHcloud
https://blog.ovhcloud.com/new-hybrid-immersion-liquid-cooling-developments-at-ovhcloud/今年6月に「エヌビディア」の特集を企画しました。そのときに感じたんです。これだけ電力を食う「GPU」が世界中のデータセンターで使われたら、一体どうなってしまうのか、と。
そんな問題意識を持ちながら調べていると、「AIの喉がカラカラ」と書いている論文を見つけたのです。記事の中でも紹介した論文です。「水」という側面に注目したことがなかったので、目からウロコでした。
そして、ある展示会に足を運んだときに聞いたのが、「データセンターの冷却が大変」ということ。液冷?液浸?耳慣れない言葉を聞きながら、ちょっと迫力のある見た目も相まって、興味を引かれました。
AIって形がないものですが、実際は物理的なインフラにガッチリと支えられています。そんな裏側をちらっと覗くような気持ちで、ぜひ読んでみてください。