マイクロプラスチックが人の心臓から初めて発見、汚染の影響が明らかに
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別の記事で取り上げられていましたが、レンチン容器をレンジで加熱するとマイクロプラスチックが内容物に放出される旨が研究結果として分かったとの事。
悪影響に関しては評価できないとしながらも、『まぁ、悪いよね』と思考停止に考えてしまいますが当記事を読んで『ヤバイじゃん!?』となる方々に環境や食育などの分野に関心が芽生えると良いかと感じています。
注目のコメント
マイクロプラスチックは体内に取り込まれても消化器官を通して便へと排出されるから(プラスチック自体に有害化学物質が含まれていたり吸着したりしていなければ)大きな問題はないという主張もありました。しかし、血管にも入り込みは肺や心臓まで到達するという研究結果があると、いっそう不愉快な思いがしてきます。
マイクロプラスチックの人体への影響は明らかになっていません。プラスチックが工業的に普及してからの歴史は浅く、人体実験を積極的に行うことは困難であるためです。しかしヒトの細胞の室内実験や動物実験では、影響があるという研究結果はでています。乳がんや子宮内膜症、生殖機能低下、胎児の発育への影響等が指摘されています。
いずれにせよ、過去に問題となった環境汚染物質でしばしばあったように、気づかないうちに影響が広がり、ある日突然大問題となるかもしれません。「どないして入ったんやろ?」ってとこが興味深いところかと。500ミクロン(0.5ミリ)は「相当でかい」と考えてよいと思います。こんなの、肺のガス交換のとこで入り込むなんて「あり得ない」に近いのでは。
他、「外傷を負った際、比較的太い血管から入り込む」、「一旦血液に溶け、そいつがどこかで再び不溶化して固まりに」なんてことが考えられますが(アクリル系の高分子の一部、水に溶けるものは存在しています)。
さらに、侵入経路や体内での動態について研究が待たれます。