首相は1万円、安倍氏は1.8万円 メルカリで有名議員の名刺売買
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倫理的、道義的によくないことは明らかです。また、かつて事件取材をしている時、政治家や捜査幹部の名刺を見せて、自分の話を信用させようとする詐欺師に出会ったこともあります。連絡先が書いてある名刺なら、また別のリスクもあります。メルカリは対応策を考えるべきでしょう。ただ、名刺に新たな価値をつくりだしたSansanが象徴的ですが、名刺はまだまだ価値創造の力をもっているのだと感じました。
経験上、国会議員や大臣、首長クラスの人の名刺に非公開の個人情報が書いてあることはほぼないと思う。国会便覧に書いてあるようなことしか分からないので、何か連絡したければ電話番号なりLINE IDなり別途もらうかしかない。だから、買い手にも個人情報を集めるような意味は皆無だろう。だとすると、コレクション的価値を見出す奇特な人か、架空の人脈を自慢したい怪しい人の手に渡っているのではないだろうか。
大物の名刺にかかわる遠い昔のエピソード。大した意味はありません f(^^;
私が未だ血気盛んだった1990年代初めのことですが、勤務先の銀行に二人組で乗り込んで来た”正義漢“の相手をしたことがありました。詳細は忘れましたが某銀行の某支店がカード絡みで不正なことをやっているとの記事が出た折に、お前の銀行の某支店でも同じことをやっている証拠を掴んだというのです。そこで先ず見せられたのが「大物」の名刺の束でした。
ひれ伏すことなく反論したら、「それじゃ街宣車だ」と脅しにかかり「遺憾ではありますがなさるとおっしゃることを止める力は私共にはありません」と返したら「××銀行は車代を出した」と本音が出て来た次第です。私共はそうしたことはしておりませんと返答すると「銀行の次長は偉いな」と毒舌を吐いて帰って行きました。
後日、大蔵省(当時)から銀行のMOF担(大蔵省担当)に「君の銀行には辛坊という悪い奴がいるそうだな」と電話あったと聞きました。「言って来た奴はもっと悪い奴だがな」と笑っていたそうです。どうやって大蔵省に渡りをつけたか分かりませんが、ひょっとしたら名刺の束の威力かも。
たかが名刺、されど名刺です。記事の後半に何が書いてあるかは知りませんけれど、偉い人との親交は、(それが事実であろうとなかろうと)今も昔もその人物にそれなりの箔を与えることになるのでしょう。そんなことをひけらかす輩にたいした人物はいないはず。紙きれの束に威圧されることのないようご用心。(^_-)-☆