【注目】暗号資産の新ブーム「ワールドコイン」とは何か
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私は、ワールドコインを購入していませんし、眼球データを提供していませんので実態は詳しく知りませんが、コメンタリーを読んだことがあるので紹介させていただきます。ここに挙げられている点は、重要かと思います。
以下、加藤規新「Worldcoinは軽い気持ちで信用してはいけない」(2023年7月28日)より抜粋。
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・Orbによる生体認証で「一人間一ID」を頑張って実現するが、第三者からするとWorldcoinやOrbメーカーが故意または過失で不正な証明書を発行していないことをトラストする必要がある
・社会的信用のある有名人のプロジェクトということもあり、給付金目的でユーザーは伸び続ける可能性が少なくないが、トークン自体に本質的に需要はない
以下リンクから参照可能。
https://coinkeninfo.com/dont-trust-worldcoin/?ref=koramu-newsletter
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私は眼球データを提供すること自体もプライバシーの観点からリスクがあるかと思いますが、それを提供する先のオーブやTFHを完全に信頼してよいのか、という論点もあると思います。故意であれ、過失であれ、トラブルの可能性もありますので。
効果的なマーケティングや有名人の参画で、ワールドコインやオーブが相当期間盛り上がる可能性は十分ありますが、本質的価値やリスクを考えることも当然重要かと思いますね。OpenAIのサム・アルトマンが手がけたことで話題になっているワールドコインだけど、どう考えても成立しない。眼球スキャンなんて面倒なことを多くの人がやるとは思えないし、個人認証の仕組みはスマホでの顔認証を筆頭に普及し始めているものが多くある、現時点ではAIと何の関係もない。ただ既に200万人が登録していて200億円近くを集めているというのはサムの影響力の凄さだな
眼球データの提供に対してIDを付与し、そのIDに対して暗号資産を提供することで、すべての人が最低所得を保障される「ユニバーサル・ベーシック・インカム」を実現する――オープンAIのサム・アルトマンCEOが打ち立てた、そんな壮大なプロジェクトが世界中で注目を集めています。
「AI革命の利益を再配分する」とプロジェクトの狙いを語るアルトマン氏ですが、一民間企業が膨大な人数分の生体データを取得することへの懸念や、詐欺的な勧誘方法への批判など、早くも周囲は騒がしくなっている様子。いずれにせよ、このところ苦境が続く暗号資産業界に、久々に登場した“ブーム”の行方が注目されます。