パナソニック、米衛星通信サービス会社を買収
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AV機器のBtoCはかなり開拓されつくされ、いわゆるコモディティ化が進む中で参入障壁が劇的に下がっている。市場から十分な性能の部品部材を手に入れて、それを委託工場で生産することで必要な規模の経済と技術力を市場から調達出来る領域が極めて広い。
その一方でBtoBの方向性は作りこみが必要であり、未開拓の領域も多く、また会社としての信用や安定性などの新興企業がなかなか持ち得ない要素も重要となる。BtoCで日本企業を見なくなるのは個人的には悲しいが、名を捨てて実を取るならば、BtoBに向けて舵を切るのは全く間違っていないと感じる。収益構造からすればパナソニックはもはや産業財(BtoB)の会社。20年前に松下電器のBtoB部門のお手伝いをしていた時期があって、そのときは会社のなかでもマイナーな分野だった。変われば変わるものですね。20年もたてば変わるのが当たり前か...。
