ロイヤルホスト、「おもてなしの心」を充実させるためのDX戦略とは
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当社もセミセルフレジでは特に地方でいまだにお客さまにお叱りを受ける事があります。昨年アメリカのチェーンストアでもフルセルフレジの比率がかなり大きくなってましたが、有人レジは残していました。少し遅くてもそちらがいいというお客さんが使うんですね。この記事にあるようにデジタルを手段としてどう顧客体験を考えるかが重要ですね。
DXは誰かの「ありたい姿」をデジタルで実現することが目的です。
ロイヤルホストさんの「お客さまが楽しくメニューを決められることが前提」というポイントが重要です。
省力化を行うための仕組み導入も各所多いですが、省力化をタブレットで実現する。でも、そのタブレットが使いにくくお客様は不快感が・・・なんてことになってしまうと本末転倒です。
誰かのありたい姿は店員さんの「人手が足りないからもう少しラクにしてほしい」かもしれませんし、経営者の「どんなお客様がどういう商品を選んでいるのか、実態を知りたい」かもしれませんし、お客様の「楽しみながら食事をしたい」かもしれません。
このありたい姿の一面だけで対応すると失敗してしまうことも多くあります。たしかにタッチパネルは、紙メニューのそれよりも「ワクワク感」は体験的に小さい印象がありますね。最近ではスマホでQRを読み取るパターンも増えてきました。ところで、今後の人材不足と賃金上昇を考えると「人と話す機会」を求める顧客に応えるなら、今後は何かしらかのかたちで顧客単価に転嫁していかざるを得ない気がします。