台風7号は直撃不可避、甚大な災害の恐れも…
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
台風7号、残念ながらお盆の関東・東海・近畿のどこかを直撃する公算が高まってきました。記事では日本・ヨーロッパ・アメリカのモデルを用いて解説しています。
今回非常に問題な点は、速度が遅いことです。大雨が長引く恐れがあり、災害が多発するという最悪なパターンも視野に入ってきています。
<12時半追記>
なお、かなり多くの方に読んで頂いているようなので、予報の不確実性について、追記をしました。Pickコメントにも書いておきます。
★まだコースには幅があります。台風の予測精度の高いヨーロッパの計算もばらついています。タイトルにある「不可避」は「お住まいの地域に影響不可避」でないことをご留意の上、今後の予報の絞り込まれ方に注目して頂きたいと思います。もちろん、移動距離が多くなるならば、影響を受ける可能性は高まりますが。
テレビやインターネットメディアという対マスの情報発信の場合、天気予報は「総論的」になりがちで、これだけで情報確認を済ませると、後々「外れた」と思ってしまうことに繋がります。こういった場での情報発信や危機感のアンテナを高めるためのツールとして使い、最終的には各自で情報入手、判断をして頂きたいと思います。
なお、コメントで千葉のゴルフ場のポールが・・・というものがあったのですが、台風15号がそれですね。台風19号は、新幹線の車両基地を浸水させた台風になります。「勢力・大きさ等のイメージとしては、2019年の台風19号に近い」とのことでドキッとしました。19号は関東に大きな被害をもたらしました。進行方向左側の江ノ島ヨットハーバーではマストが折れたり巻き取っていたセールがズタズタになったり桟橋が壊れて水没したりしました。より強い風が吹く右側の千葉では東京湾でさえ沈没したヨットが続出しました。現在の予測では7号は江ノ島直撃か少し西を通りそうです。すると江ノ島、逗子、葉山、横浜あたりは進行方向右側になり、非常に危険です。予報を睨みながら厳重な台風準備が必要になりそうです。
日本、欧州、米国の予報どれを見ても、日本のどこかには直撃する公算とのこと。お出かけのご予定ある方も多いかと思いますので、引き続き予報をチェックしていただけるとよいかなと思います。
千種さんが、前回の記事でおっしゃっていた「災害というのは”人の行動”が絡んで発生するものなので、油断というのも1つのトリガーになる」ということをくれぐれも肝に銘じたいと思います。