資生堂が日本事業を改革 「前例踏襲の文化が邪魔している」
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注目のコメント
> 組織における過去のしがらみや前例踏襲の文化が邪魔をし、市場変化の対応が遅くなっている
> 改革は自分が起こす
経営者に必要な考え方と決断が、ここに詰まっていますね。私も超絶「前例踏襲」の前職で痛感しましたが、原因は単なる上の保身です。上への忖度を長年ひたすら叩きこまれて「余計なことはしない・言わない・考えない」に陥った人たちは視野も狭く、上から言われたことしかやらず、相手を年齢と肩書でしか判断しません。下っ端が前例無視の提案や意見を出しても人格含めて全否定、上から言われると平身低頭の「ヒラメ社員」がウヨウヨと泳ぎ回る職場では官僚主義が蔓延し、元気な人から逃げ出していきます。風通しの悪い組織の奥はすでに腐っていたりもします。
そんな組織を思い切って変えようとすれば従来のやり方を全否定することになりますが、それは中間管理職やトップ自身へも刃が向かうことになります。だから思うように進まないし、失うものしかない中間管理職は面従腹背の抵抗勢力と化します。例えば言葉ばかり上滑りするDEIにしても、日本人男性ばかりの役員の半分がポストを失うとしたら当然進みません。
だから自前での改革は思うように進まず、危機的状況になってからしがらみのない人を外部から連れてくると一気に業績回復するメーカーも多いのでしょうね。> 前例踏襲の文化
これはトップや上司が求めるから、組織がそのような行動になってしまう部分が大いにあると感じます。
トップ自らが明言して自組織に認識させるというのは非常に有効だと思います。
この発言は今までの仕事の自己否定にもなるので、並々ならぬ決意では言えないでしょう。
どのような変化が2025年までに起こっていくのか、とても興味深いです。