ビヨンド・ミート株、時間外急落-キャッシュフロー目標遅れる公算大
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第二四半期で目標の3分の1の売上高というのは進捗としてはあまり良くないのかなと感じた。当面はそこまで伸びるような市場ではないので少しずつ認知度、販路を増やしていき、現段階では品質や低価格で提供するためのコストカットなど対内的な部分を伸ばしていく期間ではないのかなと思う。日本の気候をみても分かる通り5年前と今では明らかに違っていると思うので、この先5年10年後の環境で必要になる技術、製品だと思うので引き続き動向は追っていきたいなと思う。
注目のコメント
フットウェアのオールバーズやプラントベース食品のビヨンドミートなどサステナビリティど真ん中を攻めるスタートアップは心底応援していまして、オールバーズのシューズは3足持っているくらい。
ただ、オールバーズ同様、ビヨンドミートも上場後ずっと一貫して苦しんでいますよね。もともと大きなチャレンジなので、結果が出るまで長い時間がかかることは織り込み済み。
とはいえ、プラントベース食品は食の巨人ネスレも本気を出したとあって、その直後からビヨンドミートの株価は下降したまま。業界2位以下のプレーヤーが新しく始めたことを業界ガリバーのプレーヤーがコピーして潰しにかかる戦略は昔からの王道ですものね。
また、どうしても”なんちゃって感”が残るテクスチャーや価格の高さもあり、折からのインフレで財布のひもが固くなっている消費者に敬遠されていることもあいまって今は我慢のときでしょうね。
ちなみに、自分はといえば豆が大好きなので、豆は豆のまま食べたい派でして、無理くり肉もどきにしたものを食べたいとは思えません。ビーフも月に1度でも食べられれば十分なんです。スミマセン。Beyond Meatは先手組として素晴らしい起業家達、スタートアップであると考えていますので、安易な批判は基本的には避けたいのが自分の性格ですが、もう一昨年くらいからサンフランシスコ界隈では企業価値の是非は、その売上予測とのバランスで懸念されていましたね。
やはり価格面で高めの設定であることを消費者に正当化するほどの意義がまだ少し脆弱なのかもしれません。これは最初の踊り場を迎えるプラントベースお肉市場全体に当てはまることです。
地球環境面での観点では頭では評価されても、財布の紐は健康訴求性だったり、そもそも旨いかどうか、そこでしようね。つまり、感性、五感。
味覚の点でもまだまだ改善の余地はある気がします。実際に自分も何度か買って食べましたが、個人的にはぜんぜん🆗でした。
大手ブランドが走ったこのプラントベースセグメントでも、既に何社かは自社のプラントベースブランドを切り放したり縮小しています。
ただ、一喜一憂し過ぎずに、引き続き見守っていきたいところです。これらの課題に連動して今注目されているのが、新しい油脂や脂の開発競争です。