中国軍、日本の最高機密網に侵入 情報共有に支障―米報道
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曲がりなりにも防衛省のシステムは日本で最もセキュアなものの一つだが、そこに侵入されていたとなると、米国も懸念を抱くようになるだろう。防衛省はサイバー部隊を4000人規模とすることを発表したばかりだが、何分時間がかかりすぎる。定員が揃う頃にはまた周回遅れになっている可能性も考えられるし、国全体のサイバー防御については甚だ心もとない。防衛省・自衛隊が日本のサイバー防衛の核となるビジョンを持って、大胆な対策を行っていただきたいと思う。
追記:太平洋戦争で日本陸海軍が連合軍との暗号戦に敗れた理由は、軍の首脳部が暗号の重要性を認識せず、長らくそこに人員と予算を投入しなかったためだ。現代のサイバー領域においても同じ過ちを繰り返すことは避けたい。同盟国のアメリカは以前から、日本には機密情報を渡せない。ダダ漏れだからと言ってきた。いよいよ具体的な話が露呈してきた。アメリカ、オーストラリア、英国が安心して機密情報を渡せる国にするために何が必要かを検討する時がきている。
中国で2023年7月1日から施行されている『反スパイ法』の改正版によれば、中国軍系のハッカーが日本防衛省に対して行っているとされるこの手の侵入行為は、同法違反で、容疑者は逮捕、起訴されます。日本は最低限の措置として、中国の関連機関・個人が、日本の国家機密を違法、不当に取得した場合に処罰するための法的整備を整えていかないと、中国とはまともに闘えないと思います。
現状では、同盟国の米国からも信頼されないですし、ファイブアイズに加盟するなど夢のまた夢でしょう。国力としてのインテリジェンスを強化するための前段階としての準備や整備に尽力すべきです。さもなければ、日本は益々「国際政治」から取り残されてしまうでしょう。