グーグルのニュース記事作成AI「Genesis」はジャーナリズムに深刻な影響をもたらす
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注目のコメント
以前、記者の方と話をした際に、取材。に関してはAIの出番がないが、取材記録からの記事執筆。という点においてはAIの方が得意になるかも。という話をされていました。
AIも使い所です。ニュースが書けるからといって現場取材はできない。協働はできてもAI単独だと不足する部分が各所にあります。
一方で人間もAIの得意分野は任せてしまい、より人ができることに集中することで取材の質を上げたり深みを増したりできるのではないでしょうか。
その宇ちインタビューなどについては変わられるかもしれませんが、それでも人間のやることは変わらないのではないかと感じています。大事な部分が隠されていて、Genesisの何を怖れているのか、正直よく分からない記事でした。
世界中の情報を集めて再構成するだけの記事生成はジャーナリズムではない。これはその通りでしょう。ジャーナリストの記事執筆をサポートするツールであるなら、怖れる理由はありません。
もしかすると、新たな事実情報の収集を自動化して、意見をつけた記事を生成できることを怖れているのでしょうか?記者は現場に行って、ひたすらビデオを撮り、インタビューして回る、いわばセンサのような役目に落ちてしまうという懸念なら分かります。十分にありえますから。
将来、ビデオ撮影やインタビューも自動化できる可能性はあります。むしろこちらを心配した方がよいかもしれません。「Genesis」は、ネット上にあるニュースらしい情報を、自動でまとめて記事化するシステムということでしょうか?
発端は、匿名人物からのリーク情報のようなので、噂が一人歩きした上での記事なのかなという印象を得ました。
今後、ジャーナリストの専門性が、一次情報の取得に集中する。LLMの発展により、高い文章作成能力は必要なくなるかもしれない、ということなら大変よく理解できると思いました。