次の総理にふさわしい人 石破氏が16%でトップ 5位岸田総理5% JNN世論調査
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
このメンバーを見ても分かるが、自民党の強さは右派の高市さんから立憲民主みたいな野田さんまで幅が滅茶苦茶広いことです。首相を変えれば政権交代しなくてもいいようにも思えるぐらい。
ただし、幅広すぎて党内をまとめるのが大変で、「〇〇のドン」みたいな人物が生き残る。また、支持母体が既存の権益を守ってほしい人が多いこともあって、思い切った改革がなかなかできない。また、これだけ二世議員が多いと議員定数削減なんて100年経ってもできません。
この弱点を突いていきたいのが維新の会ということです。石破氏は勉強家で議論をしっかりできるため、総裁選では党員票をかなり集めるのですが(半数以上集めたこともある)、国会議員票を全然取れないので、勝てません。
その大きな原因は、付き合いの悪さと愛想の無さです。石破氏は会食を全然しません。また、お世辞や愛想笑いを全然振りまきません。会食に次ぐ会食で内外に愛想を振りまいていた安倍氏や菅氏とは対照的です。
石破氏自身は「そんなことをしても国民には何の利益もない」と正論を言いますが、国会議員たちや業界からの人気がなければ何も成し遂げられません。大義の前の小節というものです。
内心バカにしている相手をベタ褒めできるようにならなければ、大成は難しいでしょう。勉強している暇があれば会食した方が良いのが、日本の政界です。受け止める側もどう受け止めたものかわからない調査です。
なぜなら、何を以ってして「次の総理にふさわしい」と思うかが最も重要な情報だと思いますが、開示されていませんね。
安定した政権運営なのか、既存の社会制度や永田町の論理の改革なのか、次の総理に求めるものを問わなければ答えようがないのではないでしょうか。