岩手の半導体工場、新棟稼働延期 キオクシア、市況悪化で
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半導体の市況悪化というより、NANDフラッシュメモリの作りすぎによる在庫がまだ減っていない、フラッシュメモリの需要がまだ高まっていないためです。同じメモリでもDRAMは、生成AIの急増で、スマホやパソコンがダメでも、需要が出てきています。頑なにフラッシュにこだわってきたリスクが今、表面化してきました。
半導体産業の成功要因は需要の波に供給をぴたりと合わせることができるかどうか。その波を見切って、新工場や新設備への投資をタイムリーに決断できるかどうか。今の波が後ろにずれるという読みが正しいかどうかは少し先にわかるのだが、工場建設を止めるというのは結構大きな決断であり、成否は今後に大きく影響しそうだ。