誰もが働ける場をつくる。熊本発アイスクリームブランドの挑戦
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注目のコメント
九州の実家へ帰省するたびに地方の過疎化が進んでいるのを悲しく思うので、こういう取り組みを知ると、ワクワクしますし、まだまだ地方には多くの可能性を秘めていると感じます。
日本は、多くの企業が東京に一極集中型ですが、欧米では大企業の本社は様々な都市に散らばっており。分散型です。極端な過疎化を防ぐために、もっと地方活性化へつながる事業の拡大は大事ですね。特に障がい者の雇用の場を広げる場としても素晴らしい取り組みですね。応援しています。通所型福祉作業所の今後の展望は事業モデルの持続性と提供するサービスの価値に大きく左右されるはずです。
特にB型の場合、未だ多くの福祉作業所は軽作業・内職に特化している。誰でも出来る簡単な仕事を用意して、誰でも通える体制を作る。これは"就労"という視点では、今後確実に悪手になります。
日本がこれから迎えるのは少子化に伴う人手不足とサービス消費の内需減少。そして、時代と共に簡易作業は自動化が進みます。
自然と働く場、需要が減り続けていく中で、いかに働く機会を得て高い工賃を得るか。その付加価値について、より知恵を絞っていく必要が出てきます。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/268159
今日上記のような記事もありました。民間企業との連携においても、今後再編が進み、非効率な仕組みは減ります。その中で旧型運用に固執していれば、福祉業界は蚊帳の外になり、多くの通所利用者が働く場を失うことになる。
利益・生産性というワードは長らく福祉就労の中では軽視されてきた評価軸の1つであり続けていますが、もうそんな生っちょろいことを言ってる場合ではない時代が到来しつつあることを、特に通所施設関係者と福祉業界は学ぶべき時期が来ていると思います。「経営学」や「経済学」の大半は都市型構造を論点としたものが多く、地域独自の力学(産業構造や繋がり、解放性や閉鎖性etc)までは加味されていません。
その地域だからこその特徴や特色を活かしてこそ、教科書としての「学」が汎用化出来ると感じます。
福祉作業所に通うから言える事でもありますが、抱える障害の程度と、服薬する薬の影響で、何ら支障の無い方々よりも集中力・持続力・継続力・体力が一定を保つ事が出来ないのが現状です。
思考力や判断力が一般と変わらない方々は、様々な仕事を理解習得し、こなす事が出来ますが、知的発達や精神障害の程度によっては軽作業でも完全にこなす事さえ難しい場合があり、また、時間の概念が自分中心になりがちだという事にも考慮する必要性があります。
とはいえ、「(今ある仕事とは異なる)もっと違った事がやりたい」という意欲は皆さん持っておられるので、環境整備と、出来る事を増やす試みは重要と感じます。
作業所を運営する年代は40代から上が大半であり、今後の進展に不安を覚えつつも、横の繋がりが希薄かつ情報不足な分、事業改革・開拓の遅滞、前例踏襲への依存から脱却出来ない傾向が強いと考えられます。
一般的な商業ベースに組み込んでしまうと問題が発生しますが、「売上利益」の出る「仕事」によって、「工賃」や「働く事による身体精神の向上」が改善されるのはBESTなので、「事業を行う」(営利を生み出す)為に地域や企業と協働する必要は今後考えていくべき点ではないかと感じます。