英紙が分析、世界中で停滞する「海外M&A」に日本企業だけが積極的な理由
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注目のコメント
邦銀の買収について、米国についてのみ言及されているが、アジアも主戦場です。
モルガン・スタンレー以降は、邦銀はアジアにおいて積極的に商業銀行や消費者金融の買収を行っている。アジアでは投資銀行業ではなくリテールや中小企業ポートフォリオ向けの商業銀行業務を通じてアジア各国の成長を自社のバランスシートに取り込むことを目指している。
その他、近年はエネルギー、ヘルスケア、DXなどの分野でも大型買収があり。それらについても言及されるべきなので、やや全体像を欠いている気がしました。収益の多角化(他地域)、米中の関係という事ですね。
個人的には邦銀のMA(海外拠点を持って海外からの国内資産のMAに対応)はなるほどと思いました。
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優良企業でもバリュエーションが低く、コーポレート・ガバナンスが改善されつつあることが多い。それに円安が拍車をかけ、日本の資産に目を向ける外国人バイヤーが増えている>日本企業が「コロムビア・レコード」「インターコンチネンタル・ホテル」「ファイアストン・タイヤ」という米国企業を買収した後、1988年の日本の資産バブルはピークに近づいた。そこで、日本政府は米国資産への投資を抑えるよう警告した。
米国からの圧力で、結局強引なバブル崩壊になったね。
なので米国企業の買収ではなく、日本企業は中国以外のアジア企業の買収に行くのが妥当な判断。