「3時間睡眠で元気」憧れる人へ教えたい残念な真実
コメント
選択しているユーザー
5年ほど前に社内のイベントで、「寝具のリース」を提案しました。昼に寝なければならない方の睡眠の質改善や、自分に合う寝具と出会いやすくするためのサービス(案)でした。
その案は大変不本意ながら(笑)ポシャりましたが、サービスの裏付けのためにヒアリングさせて頂いた、とある睡眠の権威たる大学の教授からお聞きした雑談は今でも記憶に残っています。
「ショートスリーパーは、DNAの問題でそうでなければならない人でしか長期間に亘って実施できない。それができないDNAを持つ人には無理な話で、睡眠の質を上げることに注力すべき(意訳)」
だそうです。
私は布団に包まれている時間が如何なる誘惑よりも心地よいと思うタイプなので、睡眠時間を減らすモチベーションがなく何とも言えません。
もし睡眠時間をロスと思われる方は、上記アドバイスから、是非ご自身にとっての「必須睡眠時間」を把握されるとよいのではとおもいます。
注目のコメント
この記事にある様に、睡眠時間を短くしようという考え方は捨てた方が良いでしょう。基本的には睡眠不足で身体に良いことはありません。また、記事には遺伝子で決まっていると記載がありますが、現時点であなたが実際にショートスリーパーかどうかを測定する方法もなく、結論として、ショートスリーパーは幻想と言えます。
ストレスのコントロールについては、適切なマインドフルネスは効果的と考えられていますが、それは日常的な取り組みでしかありません。もしも、強いストレスがかかる環境にある時は、自分でなんとかしようと考えず、必ず誰かに助けを求める事をお勧めします。
日本にはカウンセリングの文化が根付いていないため、ハードルは高いと思いますが、メンタルクリニックへの相談が良い方法と言えます。良いメンタルクリニックは、初診時にしっかりと時間をかけて話を聞いてくれて、薬も極力使わない様に心がけます。悪いメンタルクリニックは、依存性のある薬を処方して、短時間で診療を終えるので、一つの基準になると思います。米国の主要学会からの勧告では7時間以上の睡眠が推奨されています。
また、長時間睡眠をとっていたとしても、その質の悪さが原因で睡眠不足となることもあります。
睡眠不足は、精神状態へ影響を与えたり、判断力の低下につながることが示唆されており、健康と生活に直結する大切な問題です。
強い根拠に基づいた実践ではありませんが、私が行っている睡眠管理について以下にご紹介します。
あくまで私の私見であることをご理解の上、お読み下さい。
①就寝時間と起床時間を統一する
私は平日・休日どちらも同じ時間に起床・就寝するようにしています。
②就寝前の習慣・ルーティン
私は寝る前に暖かいお茶を飲み、薄明りの中でヒーリングミュージックをかけています。習慣づけは心と体を落ち着かせるようなものであれば、なんでも良いと思いますが、現代人特有のスマートフォンによるブルーライトや明るい照明についてはまだ議論があるため、積極的にはオススメいたしません。
③昼寝をする
本当は毎日したいところですが、休日のみ昼寝の時間を設けています。
約30分程度行うことで、夜に取り切れなかった疲れを取るように心がけています。
④定期的な運動をする
どうしても仕事で遅くなってしまった日を除いて、ジムで運動を行うようにしています。運動に関しては基礎疾患によっては制限のある方もいますので、かかりつけの医師にご確認の上でご検討ください。
⑤飲酒・喫煙・カフェイン接種を避ける
喫煙はもともとしないのですが、寝る前の飲酒・カフェイン接種は避けるようにしています。私もヨガを続けているので、マインドフルネスで紹介されているように瞑想することのメリットを体感しています。瞑想をすると、最初の頃は雑念が入ってきて、またそれが顔に出てきて、外から指摘されるほど、無になるって結婚難しいところです。ただ慣れると瞑想に入った後は、一部寝ていることにも近いですが、一回気持ちがリセットされて、考えていたら雑念のほとんどが、あまり気にならなくなる不思議な効果を感じます。あれもやらなきゃこれもやらなきゃと感じていたことが、ほぼやらなくても大丈夫だと思えるというか本当に必要な事柄だけに絞って、優先を整理できるようになります。睡眠も会社で、正しい睡眠の仕方を真剣に学びました。睡眠時間の必要性とか、朝型、夜型の定義ですとか、学ぶことで、今までショートスリーパーでしたが、年齢と共に眠くなってくるのもありますが、やはりメンタルを守る意味でも時間は確実に確保出来るように意識しています。