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全日空、大気中からCO2吸収する米企業から排出権購入…世界の航空会社で初

読売新聞
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    日本IBM サステナビリティ担当 シニア・マネージング・コンサルタント

    ANA Carbon Calculatorによれば、東京からパリまでのエコノミークラスのフライトでは、一人当たり片道1.45トンのCO2が排出されます。

    大まかな計算で見ると、例えば座席数400席のボーイング機を使った長距離国際線のフライトでは、CO2排出量は580トンになります。これは約52回のフライトに相当します。したがって、3年間で3万トンの排出量の排出権を購入しても、同社の全フライトをカバー可能なわけでは全くないですが、カーボンニュートラルを目指す動きを世界に示すことには繋がります。

    ANAが今回連携する1PointFive社が開発したDAC(Direct Air Capture)技術は、大きなファンを使って大気を処理施設に引き込み、一連の化学反応を通じてCO2を分離します。分離したCO2は処理されて純度が高められ、圧縮されます。その結果得られたCO2は、地下に永久に保存されるか、他の製品の原料として使用されます。

    1PointFive社は、世界最大のDAC施設の建設を開始し、比較的早期に商業運転を開始する予定です。
    一方で、DAC技術は日本でも開発されており、例えば九州大学の国際炭素中立エネルギー研究所(I²CNER)は、世界初の膜ベースのDAC技術を開発しています。将来的には日本の技術との連携も視野に入れられると考えられます。

    参考情報源: ANA Carbon Calculator https://www.ana.bluedotgreen.co.jp/jp/home


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    大阪公立大学 准教授

    DACで回収したCO2の濃縮プロセスにはものすごいエネルギーが必要と聞きました。なのでここのゼロエミが前提として必要になるわけですが、1pointfiveという会社はここを風力や太陽光などで補うとしているようです。
    https://www.1pointfive.com/dac-technology

    ただ、DACは空気中からどこでもCO2回収できるのが強みとは思いますが、排ガスから直接回収するのに比べたら当然大きく効率が落ちますよね。そのへんどうなんでしょう?


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    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    国際民間航空機関(ICAO)の2022年第41回総会で「2050年までのカーボンニュートラル」「2021~2035年は2019年排出量85%まで削減・オフセット」が国際航空分野の目標として採択されました.
    https://newspicks.com/news/7654536?ref=user_2112738
    SAFを含めいくつかある取り組みのなかで,排出権取引に関連して,DAC(Direct Air Capture)で大気中のCO2を吸収してチャラにするというものがあります.そのために大規模な施設が米国などで建設されていますが,吸収されたCO2はグリーン水素と合成して航空燃料(SAF)にするPtL(Power-to-Liquid)という試みも始まっています.
    https://www.umweltbundesamt.de/sites/default/files/medien/376/publikationen/background_paper_power-to-liquids_aviation_2022.pdf


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