1on1で「本音で話せる上司」を目指すリーダーがしている根本的な勘違い
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評価者に100%本音で話すはずがない。
上司は何か本音で何がそうでないかをしっかり考えればいい。
その上で部下にとって何が一番いいのか考えるのがいい上司でしょう。
一方、いい上司であることが自身の出世につながるかどうかは別の問題。組織というのはそんなもんです。
出世が最優先と考えるか、それより大事なことがあると考えるかは、組織人それぞれの生き方でしょう。単純ではありません。就活を舞台に、はたして人は本音で話すのか?
という問いかけをしてくる、浅倉秋成著『六人の嘘つきな大学生』という小説があります。
就活真っ最中の人にはすすめませんが、振り返って読む分にはいいですね。1on1は、四半期に一度は必ず実施するルールにしていますが、実はそのルールに合わせて行うことが目的ではなく普段から個人どうしで相談したりフィードバックを行いやすくする信頼ある関係にしたいことが本質的な目的ですね。いつでも困ったらちょっと相談してみたいなとか、今行っている素晴らしいことであったり、または逆にネガティブにうつるかもしれないけども、改善した方が良い項目もしっかり相手の顔色を伺いながらとか反応を気にしてではなく、正しく伝えられることが日常からできていれば、定義された1on1自体必要なくなると思います。
それだけマネージャーはメンバーと頻繁に細かく会話をする必要がありますが、本質的にはネガティブなフィードバックも、信頼あるからこそ、正しく伝えてそれが成長に繋がるのだから、フィードバック文化が積極的に行える場を作れる組織に醸成していけたらと思います。