【疑惑】日本が推進する「クリーンな火力発電」は、ほぼ不可能
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アンモニアを抽出するのは難しいんですよね。。
純アンモニアは調達が難しいので、窒素が入ったアルミ灰からアンモニア取り出せないかと試行錯誤した時期もあったのですが、やはりアンモニアの残滓の処理や臭い問題など処理にも時間がかかるし、抽出の過程で燃焼が必要になってしまうので、コストと結果脱炭素にならなくないか、という結論に落ち着いてしまったことがありました。
注目のコメント
「では、どうするか」が大事でしょう。化石燃料は使えない、原子力には反対派が多い、再生可能エネルギーを作り出す立地が見つからない、という中で、様々な対応策を複線で考えておく必要があります。
アンモニア製造に電力が必要で、その際にCO2を出す(グレーアンモニアとでも呼ぶのでしょうか)との解説がありましたが、ブルー水素・グリーン水素のような形で、海外で生成して輸入することはできないのでしょうか。供給量の課題も、端から取り組んでいなければ、供給もされないでしょう。
内燃機関に強いドイツが、合成燃料を使ったエンジン車を認めさせたように、他国が定めたルートに従うだけでなく、自国の強み・弱みを踏まえてしたたかに取り組む必要があるでしょう。日本が進める石炭火力へのアンモニア混焼でCO2を抑制するという取り組みに対するNYTの論評。無理筋だというロジックはアンモニア製造の過程で電力が必要であり、仮にそれを再エネで補うとしたら、できる電力をそのまま使ったほうが効率が良いことがメイン。加えて現在の供給量では足りないこと、NOxへの対処も必要となることを挙げています
ただ、電力そのものを輸出入できないとすれば、再エネが盛んな国でアンモニアを作って、いわば電力を固定して輸入する的な発想はあってもいいのでは?と思いますが、変換効率の差がどれくらいかによる感じですかね
技術的なことは分からないですが、アンモニア製造プロセス側のイノベーションの可能性もないんでしょうかね。専門家のコメント求むCOP27では化石賞という不名誉な賞を受賞し、先日の広島サミットでも、日本以外のG7諸国はアンモニア混焼に否定的な姿勢を示し、日本はガラパゴス化していると批判されている状況です。一方で、アンモニアは日本を含むアジア諸国にとって、脱炭素とエネルギー安全保障を両立するための現実的な選択肢の一つであり、簡単には譲れない技術です。
先日のJERA奥田社長のインタビューhttps://newspicks.com/news/8702912/body/?ref=search_829794
では、"技術開発は終わっていて、あとは実績で見せるだけ。”という力強いコメントをしてくれました。
批判を一掃する実績を示し、NYTの記者やそれに追随する日本のメディアの人々に「わかってないのはお前たちだろう」と言ってもらいたいですね。期待しています。