コペンハーゲンの観光戦略から学ぶ、持続可能なマーケティング
コメント
注目のコメント
ハワイでも、レスポンシブルツーリズムと掲げ、観光する側は地域のことを最大限考えていこうという思想です。
京都はコロナにより、結果、その当時オーバーツーリズムも減少し地域をのんびり観光できるようになったようです。まさに住民のことを考えると、観光客が増えるのは観光公害の一種だとなっているようです。
沖縄の離島では、入島制限や入島税などを考えたりもしています。
これはコペンハーゲンでも掲げている住民のことを考えるというのはまさに同じような着想です。ただ、観光客をを増やすのではなく、地域のこと・住民のことを考えようということだと思います。地域が持続的に維持・拡大するためには重要な思想といえるでしょう。
ハワイのレスポンシブルツーリズム
https://www.allhawaii.jp/malamahawaii/responsible_tourism/デンマークの首都コペンハーゲンの観光戦略が分析されています。コペンハーゲンの戦略は、観光客を一時的な住人とし、地域文化を体験させることを目指しています。その結果、地元の人々と観光客の間で区別がつかないほどの一体感が生まれています。記事では、この戦略を「持続可能なマーケティング」と称しています。
コペンハーゲンのマーケティング戦略の深遠さに感銘を受けました。彼らが「観光の終わり」を掲げ、「地元体験を全ての人に」を提供するという考え方は、地域に住む人々の生活の質を最優先に置くという強い意志を感じます。
また、その戦略が具体的な目標指標に落とし込まれ、実行まで繋ぎ込まれているところには、ただのスローガンではなく、実際の行動に移されるコミットメントを見ることができます。
このような考え方は、他の都市やビジネスでも取り入れるべきで、長期的な視点で考えることの重要性を再認識させられました。
これからも、地域全体が一体となって取り組む持続可能なマーケティングに注目していきたいですね。トピックスに「コペンハーゲンの観光戦略から学ぶ、持続可能なマーケティング」をテーマに書きました。
持続可能なマーケティングを実現するためのポイント
1. 外の人と中の人の両方がウィン・ウィンになる仕組みをつくる
2. 中の人が自分たちの文化を誇れる仕組みをつくる
3. コンセプトを綺麗事で終わらせずに、戦略方針と指標に落とし込む
「持続可能なマーケティング」という言葉を使うと、綺麗ゴト言うな…と言われることありモヤモヤしていました。
デンマーク・コペンハーゲンは、未来を見据えて戦略をつくり実行→世界一住みやすい街として世界でも評価をされています。
人間らしさや持続可能性を戦略に落とし込む考え方は、デンマークを中心に北欧から学べることが多いと思っています。